砂川市立病院(北海道砂川市:平林高之病院事業管理者)は、8月31日(木)・9月1日(金)に札幌コンベンションセンターで開催される第61回全国自治体病院学会(学会長:苫小牧市立病院松岡伸一院長)の経営管理分科会で一般演題(ポスター)の発表をします。
来年4月1日に医師の時間外労働への上限規制がスタートするのを踏まえ、負担軽減のための多職種へのタスクシェア・タスクシフトの取り組みが重要になります。同院では患者の健康管理を徹底するため、従来、医師が外来予約患者に必要な検査を漏れなく実施するために定めた検査履歴を外来診療ごとに電子カルテから確認していましたが、医師事務作業補助者(医療クラーク)が事前に検査履歴を一覧化する取り組みを検討しました。
しかし、医療クラークではどの患者に検査履歴の確認が必要なのかを判断することができないため、全ての患者に対して所定の検査履歴の確認を要し、医師が実施していた以上の負担が発生し、検査履歴の確認、記載のために1人の医療クラークあたり1日76分の業務増加が見込まれました。
そこでメディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岩崎博之)が開発・提供する「MDV DPS(データプラットフォームサービス)」を活用することでその患者の過去の検査履歴をリストアップできるようになり、確認、記載に要する時間を約4分の1に短縮できることが見込めました。
「MDV DPS」の製品ページ:
https://dps.mdv.co.jp/
【開催概要】
名称 :第61回全国自治体病院学会
https://www.ec-ph.jp/61jmha/
日時 :8月31日(木)・9月1日(金) ※発表日時:8月31日(木)16時15分頃
会場 :札幌コンベンションセンター 札幌市産業振興センター
住所 :北海道札幌市白石区東札幌6条1丁目1-1
ブース:ポスター番号:C001179 Bブース
発表者:砂川市立病院 医事課情報システム係 市川史誠氏