成長分野をけん引する高度デジタル人材の輩出に向けて
横浜市立大学は、文部科学省のデジタル・グリーン等の成長分野をけん引する大学等の機能強化に向けた「大学・高専機能強化支援事業」について、「支援1(学部再編等による特定成長分野への転換等)」及び「支援2(高度情報専門人材の確保に向けた機能強化)」の二つの支援区分に申請し、両方の区分に選定されました(7月21日公示。両方の支援区分に選定は7校)。
本事業に選定されたことにより、全学のリソースを効果的に活用しつつ、データサイエンス学部及びデータサイエンス研究科の強化を図っていきたいと考えており、成長分野をけん引する高度なデジタル人材の育成・輩出に取り組めるよう、今後具体的な検討を進めてまいります。
■公募選定結果(文部科学省ホームページ)
https://www.mext.go.jp/content/20230721-mxt_senmon01-72.pdf
【選定内容】
支援1:新データサイエンス学部(データサイエンス学部の強化)
支援2:一般枠(データサイエンス研究科の強化)
【相原道子 横浜市立大学 学長コメント】
横浜市立大学は、データサイエンス学部及びデータサイエンス研究科を有し、データの利活用によって現象の本質を理解し、新たな価値の創造により現代社会の様々な課題解決に貢献できる人材の育成に努めてきました。本事業に選定されたことを契機とし、これまでの実績を踏まえながら引き続き、より多くの優れたデータサイエンティストの育成・輩出に取り組み、社会からの期待に応えられるよう努めてまいります。
【参考】
*大学・高専機能強化支援事業(文部科学省 令和4年度第2次補正予算額3,002億円)
デジタル・グリーン等の成長分野をけん引する大学・高等専門学校の機能強化に向け、独立行政法人大学改革支援・学位授与機構に基金を創設し、当該基金から必要な資金に充てるための助成金を交付する事業。
・支援1:学部再編等による特定分野への転換等(公私立大学が対象)
・支援2:高度情報専門人材の確保に向けた機能強化(国公私立大学・高専が対象)
一般枠(既設の大学院等の体制強化の取組)
ハイレベル枠(規模や質の観点から極めて高い効果が見込まれる取組)
特例枠(助成期間中に研究科の設置を行う取組)
*初回選定大学・高等専門学校 総数111校(うち公立大学は14校)