東京造形大学(東京都八王子市/学長山際康之)が、八王子消化器病院の放射線科フロアの廊下に、在学生が考案したホスピタルアートを取り入れるプロジェクト、『癒しの壁画』プロジェクトを完成しました。
本プロジェクトは、東京造形大学福田ゼミナールの学生19名からなるメンバーで構成されたプロジェクトです。
八王子消化器病院の「ほんの一瞬でも病院にいることを忘れ、穏やかな気持ちで時間を過ごせる空間を作りたい」という想いをうけ、2022年4月から開始しました。
前期は、ホスピタルアートを設置する病院地下階の放射線科フロアの廊下の視察を行い、医師・放射線技師をはじめとする職員の皆さんにヒアリングをしてデザインコンセプトを検討。
後期からは、ゼミ生が考えた様々なアイデアから『生命の輝き』、『折々の八王子』、『八王子の歴史』の3つのテーマに絞り、グループに分かれコンセプトとストーリーの構築、表現方法の模索を行いました。
12月に各グループがデザイン案を病院にプレゼンテーションし、質疑応答やその後の検討を経て、ちぎり絵の手法を用いてデザインをした『折々の八王子』が採用案として選ばれ、地下の空間を明るく飾ることになりました。
【患者さんの声】
「街中でアートを目にする機会が多くなりましたが、病院内でこのように本格的に取り組んでいるのを見たのは初めてです」
「もう検査に呼ばれてしまったのか・・・と、壁画を見ている間、不安を忘れさせてもらいました」
「病院にアートという考え自体が素晴らしいが、地元の病院が地元の大学と一緒に取り組んだことは、更に意義のあることだと思います」
▼本件に関する問い合わせ先
企画・広報課
住所:東京都八王子市宇津貫町1556
TEL:042-637-8755
FAX:042-637-8164
メール:kikaku@zokei.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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