世界とつながり続けてきた長い歴史を持つ長崎において、新たな国際交流拠点として2021年11月に隣接して開業された出島メッセ長崎様とヒルトン長崎様に株式会社東和エンジニアリングは音響・映像、ICTシステムを導入しました。
今回、当社では建築設計の段階から携わり、「出島メッセ長崎」様のコンベンションホールや会議室、「ヒルトン長崎」様の宴会場など、国内イベントはもちろん、多くの外国人が集まる国際会議や世界中とつながるオンライン会議においても誰もが使いやすく安心して活用できる環境づくりを行いました。
「出島メッセ長崎」様は日本を代表するMICE施設として、国際会議や学会、式典、コンサートなど、さまざまな催事に対応するために大中小の会議室24部屋を構築されました。
コンベンションホールでは、国際会議の需要に備えて、世界の主要会議で選ばれているBOSCH同時通訳システムの利⽤を可能とし、運営者や通訳者も安⼼して国際会議を推進できるよう整備しました。また、広い会場内には遠くからでも見やすい450インチ大型スクリーンを4⾯設置しています。さらに、会場を分割した(最大4分割)場合でも、音響・映像システムが各分割先で利用できるよう整備しました。
(左)コンベンションホール 2700席以上の座席設置が可能
(右)通訳ブースは4部屋設けられており、4ヶ国語までの同時通訳が行える
「ヒルトン長崎」様はグローバルホテルとして、長崎の魅力を感じていただけるよう長崎の歴史と豊かな文化を取り入れた癒しの空間や交流スペースなど、客室以外の施設も充実されています。
宴会場では、上質感ある意匠に調和するようにプロジェクターやタッチパネルを設置するなどデザイン性と機能性のバランスがとれた設計・施工を行いました。音響・映像、照明が連動した演出ができるなど、お客様への積極的な提案につながる多彩な仕掛けができると好評をいただいています。また、会議利用時には、机の配置に合わせて簡単な接続で自由にレイアウトができるBOSCH会議システム「CCS-1000D」も採用されました。
宴会場 「キャプタインスカマー」では200型スクリーン5面を導入
分割利用時にも柔軟な対応ができる
両施設は隣接するメリットを活かした連携が可能となっており、規模や用途に応じた幅広い活用による長崎の活性化への貢献に期待が高まっています。
◇「出島メッセ長崎 様 / Hilton 長崎 様」の納入事例はこちら
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https://www.towaeng.co.jp/case-study/case136/
◇東和エンジニアリングの「企業・オフィス」に関する事例一覧はこちら
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https://www.towaeng.co.jp/case-study/enterprise.html
東和エンジニアリングは、音響・映像・ICTソリューションを中心としたコンサルティング提案から、保守・メンテナンス、運用支援などの導入後のフォローまで、システムを最大限に活用していただけるようトータルにサポートいたします。近年では、新しい働き方に対応した、遠隔会議、バーチャル株主総会など社会状況に合わせたソリューションの提供にご好評をいただいています。
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社 東和エンジニアリング
電話:03-5833-8310
ホームページ:
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