ニュースメディア運営・広報支援サービスなどを手掛ける株式会社パズルピース(所在地:東京都渋谷区)は、リリース配信プラットフォーム(※1)を経由して配信された3月のプレスリリースについて、配信曜日・配信時刻についての傾向を調査いたしました。
調査は、2023/3/1~2023/3/31に各プラットフォームの運営サイトに掲載されたプレスリリースを対象に、独自に収集した3万5,714件を集計。最もプレスリリース配信が多かったタイミングは「水曜日の10時台」(1,424件)で、2月の集計(※2)と同じ結果となりました。
※1:PR TIMES、共同通信PRワイヤー、@Press、PRオートメーション、ドリームニュース、ValurPressを対象としています
※2:【参考】プレスリリースの配信タイミング調査(2月)
https://digitalpr.jp/r/68744
■水曜日の10時台が最多
曜日・時間帯の詳細を見ると、「水曜日の10時台」が1,424件で最も多く、次いで「木曜日の11時台」1,421件、「木曜日の10時台」1,404件と続きます。平日の10時台、11時台が総じて多く、午後は少し緩やかになりますが15時台までは多くのプレスリリースが配信されていました。
■曜日別では金曜日が最多
曜日別では「金曜日」が7,909件(22.15%)で最も多く、次いで「木曜日」7,535件(21.10%)、「水曜日」7,526件(21.07%)となり、週の後半にプレスリリースが多くなる傾向でした。
■時間帯別では10時台
時間帯別では「10時台」が6,524件(18.27%)で最も多く、次いで「11時台」6,012件(16.83%)、「15時台」3,339件(9.35%)となりました。また、最も配信が少なかったのは3時台で、曜日を通しても13件という結果でした。5時台22件、1時台と2時台が29件と、深夜から早朝にかけての時間帯は配信が少ないようです。
■理想の配信タイミングは
プレスリリースは記者の方々がニュースを収集する時間帯に合わせて配信するのが望ましく、一般的に記者がニュースを集める時間帯が午前中と考えられるため、午前中に配信することが多くなります。
一方で、近年はプレスリリース自体がコンテンツとして消費者に届けられているため、ターゲットが消費者であれば、朝夕の通勤やお昼休みの時間帯に配信することも有効と考えられます。また、プレスリリースの流通量自体が非常に多く、情報が埋もれてしまうことを懸念するのであれば、敢えて配信量の少ない時間に流すことも有効な選択肢となるかもしれません。
プレスリリースは、ターゲットによっても最適な配信時間帯は異なりますので、自社のターゲットに合わせて最適な時間帯を選択することが重要となります。