FCNT株式会社(本社:神奈川県大和市、代表取締役社長 田中 典尚、以下FCNT)は、「人や社会、環境に配慮した消費行動」である「エシカル(倫理的)消費」の取り組みを推進するため、東京都が主催するプロジェクト「TOKYOエシカル」のパートナーとして参画いたします。
FCNTは、2023年2月に株式会社NTTドコモより発売された、“サステナブルな社会の実現を目指して“環境に配慮した5Gスマートフォン「arrows N F-51C」を開発・製造しています。「arrows N F-51C」は、電気電子部品を除き、リサイクル素材の適用率が67%(※1)の環境配慮設計で、4年の電池持ち(※2)を実現したスマートフォンです。またエシカル関連情報の提供や「電力オフピーク充電に参加」(※3)など、エシカル消費に取り組みやすいサービスをアプリで提供しています。
人・社会・地域・環境に配慮した消費行動であるエシカル消費は、様々な社会課題に直面する今、一人ひとりが自分ごととして考え、実行することができる消費行動です。
このたび、私たちは、“誰もが日常的に行う「消費行動」をエシカル消費に変えていくことがSDGs達成の重要な鍵となる“という、TOKYOエシカルの考えに共感・賛同し、パートナーとして参画することを決定いたしました。
TOKYOエシカルのパートナー企業として、今後、「製品部材の選択」「再生可能エネルギーでの製造」「永く使える、より良い品質の提供」「資源リサイクルへの取り組み」などを進化させたモノづくりで、誰もが使いやすい製品を提供し、新しい体験を提供するサービスで、一人ひとりのエシカル消費に貢献してまいります。
FCNTは、2025年度中に、電気電子部品を除くすべての部品で環境配慮素材を適用するモノづくりを目指し、つなぐ技術による価値創造で、人にやさしい豊かな社会の実現に貢献していきます。
「TOKYOエシカル」とは
エシカル消費をより多くの都民に広げていくため、エシカル消費につながる取組を実施されている企業・団体の皆様とネットワークを構築し、エシカル消費を日常にするための社会的ムーブメントを創出するとともに、エシカル消費を実践しやすい環境の整備を目指していくプロジェクトです。
「arrows N」について
「arrows N F-51C」は、スペックの進化だけに留まらない、これからのスマートフォンのあるべき姿を指し示す”arrowsのフラグシップモデル”です。
堅牢性や安心・安全といった従来の「arrows」のDNAに加えて、リサイクル素材の採用を旧来に比べて大幅に増やした環境配慮型設計により、バージンプラスチックを約4.8トン、バージンアルミニウムを約33.9トン削減(※4)することに成功しました。
電気電子部品を除いて、リサイクル素材適用率約67%(※1)の環境配慮設計、製品の長寿命化として使い始めの電池もちが4年間(※2)続く充電技術、OSアップデート最大3回・セキュリティ更新最大4年を実現し、日本のメーカーだからこそ、日本で最もサステナブルなスマートフォンへ進化を目指します。
「arrows」は、サステナブルな社会の実現に向け、環境への負荷を抑えながら長い愛着に応える高品質かつ高性能を追求し、世代や性別にとらわれない誰もが使いやすい”エシカルな選択”を、新しい感動や体験とともに、お客さまに提供し続けます。
関連WEBサイト
東京都主催プロジェクト「TOKYOエシカル」公式WEBサイト
https://www.ethical-action.tokyo/
FCNTコーポレートサイト
https://www.fcnt.com/
FCNT製品サイト「docomo arrows N F-51C」
https://www.fcnt.com/product/arrows/f-51c/
「arrowsブランド」ページ
https://www.fcnt.com/product/brand/
「arrows N F-51C」を2月10日より発売
https://www.fcnt.com/news/detail/20230206.html
商標について
記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
注釈
※1 本体重量から、バッテリーやディスプレイなどの電気電子部品を除いた部品総重量に対する、リサイクル素材総重量の割合です。
※2 FCNTから発売したスマートフォンの中で、最も大容量な電池の採用と、長寿命化を実現する充電制御技術の搭載による。(2022年7月現在。FCNT株式会社調べ)電池の寿命は、ご利用環境やご利用状況によって異なります。
本機種と同性能バッテリーを用い、充放電を繰り返すシミュレーションに基づく結果。バッテリーの寿命は利用状況によって変化します。
シミュレーション内容
1.5日に1回の頻度で1サイクルの充放電(1サイクル=0%から100%まで満充電にし、その後、0%まで電池を使い切る)を行った場合、1000サイクル(約4.1年)時点において電池容量が初期容量の80%残ることを確認。(2022年7月現在。FCNT株式会社調べ)
※3 電力オフピーク充電への参加は、事前に「電力オフピーク充電」の設定、「La Member's会員サービス」への登録・ログインが必要です。
※4 10万台分の部品製造時に使用する、バージンプラスチック、バージンアルミニウムの削減量。
※FCNT株式会社は2021年4月1日に富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社から社名を変更しました。