新しい東京農大つなぎ「アグリデニム」をお披露目

ファッションで農業を元気にするプロジェクト!


 2023年3月17日(金)東京農業大学農学部(所在地:神奈川県厚木市)にて、東京農大生が考案した新しいつなぎ「アグリデニム」のお披露目会を開催した。

 アグリデニムは、オールシーズンの農業実習に対応できるだけでなく、普段使いもできるこれまでの常識を覆す全く新しいつなぎである。東京農大のワッペンが腕についたデザインのアグリデニムは2023年3月より東京農業大学生活協同組合にて販売を開始している。

 お披露目会では開発チームによるトークセッションを行い、馬場 正 農学部長を司会に、アグリデニム誕生秘話などの話もあり盛り上がった。東京農大在学時にアグリデニムを企画した、上村 悠夏さん(動物科学科4年:当時)は、「学生時代、アルバイト先の牧場で担当していたSNSで、愛用していたエスケー・プロダクトのつなぎを着た写真を投稿したのがきっかけ。」と話した。変わりゆく東京農大生のスタイルにあった新しいつなぎづくりを思い描いていたときに、上村さんの投稿にエスケー・プロダクトが反応してくれた経緯がある。

(左から:馬場農学部長、上村さん、エスケー・プロダクト株式会社 柏木部長)

 エスケー・プロダクト株式会社 商品企画部 柏木 聖 部長は、「学生がここまで思いを行動に移すことができることに感動した。」と当時を振り返った。柏木部長は上村さんと連絡後、すぐに会社代表へ報告し、一緒につなぎをつくっていくことを決めたそうだ。「デニムは、着ていくうちにダメージや色味が変化していく。大学に入学したときのアグリデニムと、卒業するときのアグリデニムの変化を楽しむことが、大学生活の一つの思い出となればと思った。」柏木部長の提案により、伸びのよいデニム生地でのつなぎ開発が進んでいった。

 普段から授業でつなぎを着ている農学科 高畑 健教授と学生4名が、お披露目会で実際に着用し、着心地を記者の前で発表した。ポケットの多さやストレッチ性、オールシーズン対応の脱着可能な袖、ヒップオープンファスナー、ワッペンの可愛さなど、上村さんと柏木部長の前で魅力を語った。うち2名が4年生で、4月から農業に従事する。就業先でもアグリデニムとともに活躍してくれることだろう。


 お披露目会には、農林水産省が推進する「農業女子プロジェクト」を担当する農林水産省女性活躍推進室 浦野 崇 課長補佐にもお越しいただき、応援の言葉をいただいた。上村さんは同プロジェクトの「チーム“はぐくみ”」に参加し、つなぎ開発への刺激をうけたと語る。浦野課長補佐は「東京農業大学は、教育機関として初めてプロジェクトに参加いただいた。これからも「チーム“はぐくみ”」として連携していきたい。」と話した。

 トークセッション後には、厚木キャンパスの圃場に移動し、フォトセッション・デモンストレーションを行った。Honda耕うん機に機械協力をいただき、実際にアグリデニムを着用し、畑で作業している様子をメディアの前で披露した。(株)ホンダパワープロダクツジャパン 営業部 販売企画課 伊田 裕光チーフのサポートのもと、上村さんと学生たちがアグリデニムの着心地をお披露目した。

 上村さんの思いと行動力が、多くの人たちの共感をよび、形となった「アグリデニム(東京農大ワッペン付き)」は、東京農大生協にて8,800円(税込)で販売している。


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■購入に関するお問い合わせ
東京農大ワッペン付き「アグリデニム」は、東京農業大学生活協同組合 店舗(世田谷・厚木・北海道オホーツクキャンパス)で購入いただけます。
※コロナ感染症対策のため、一般の方の入構を制限している場合がございます。
郵送での購入をご検討の場合、電話(東京農業大学生活協同組合 購買部 03-3427-5712)または以下フォームからお問い合わせください。
https://text.univ.coop/mfp415toi/nodaicoop01res.html
本件に関するお問合わせ先
東京農業大学 企画広報室(〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1)
TEL:03-5477-2650 FAX:03-5477-2804 E-mal:info@nodai.ac.jp

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組織名
学校法人東京農業大学
ホームページ
https://www.nodai.ac.jp/hojin/
代表者
江口 文陽
資本金
0 万円
上場
非上場
所在地
〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1丁目1-1
連絡先
03-5477-2300

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