日本電産株式会社の子会社である日本電産トーソク株式会社(以下、当社)は省スペースを実現する飲料製造ラインの外観検査装置を発売しました。
「実瓶外観検査装置」
外観検査とは、製造業が部品や製品の品質を維持・管理するための外観のチェック工程を指します。現在、多くの製造現場では、目視検査員による作業が主流であり、人材確保、教育訓練、基準の標準化、作業負荷の軽減、トレーサビリティなどが課題とされています。
当社が新しく発売した実瓶外観検査装置は ①異品種混入、②巻き締め、③ラベル、④液面高さ、⑤液中異物の検査の機能が一つになっていることが特徴です。
「検査画面」
一般的に、検査ラインは工程ごとに検査機器が分かれていますが、当社の検査装置はこれらの工程を1つにしたことでラインの省スペース化が可能になりました。また、検査用カメラにはお客様のご要望に合わせて特殊なレンズを採用しており、天面と側面を1台のカメラで検査することも可能です。
当社は、今後も計測技術、精密加工技術を追求し、産業の進化に貢献する革新的ソリューションを圧倒的なスピードで提案していきます。
製品に関するお問合せ先:日本電産トーソク株式会社 営業本部第三営業グループ TEL 046-252-3132