マーケティングを学べるカードゲームを武庫川女子大学の経営学科と情報メディア学科の学生が制作し、クラウドファンディングを実施中です。



マーケティングを学ぶ経営学科高橋ゼミの3年生7人と情報メディア学科でデザインや映像制作などを学ぶ肥後ゼミ3年生の2人が、学科横断プロジェクト「マーケティングカードゲーム製作所(mcg lab.)」に取り組み、カードゲーム「推しが尊すぎるので商品開発してみた!」を考案。3月25日まで「CAMPFIRE」でクラウドファンディングを行っています。支援者には金額に応じてゲーム本体とホワイトボード社員証やアクリルスタンド等の返礼品が送られます。




 気に入りのアイドルを応援する「推し活」を題材に、ゲームを楽しみながら若い世代にマーケティングの楽しさを知ってもらう教材型ゲーム。大興印刷株式会社が製品化しました。ゲーム本体は男女6人ずつ計12人のアイドルカード、「30代主婦」「40代男性自営業」など顧客の特色を書いたカード、製品カード、得点カードがセットになっています。プレーヤーは12人のアイドルから一人の「推し」を選んで「マネージャー」となり、個性的なアイドルグッズを考案して国民的アイドルに育てます。アイドルの売り出し方には、マーケティングの基本である「商品(product)」「価格(price)」「流通(place)」「販売促進(promotion)」の4つのPを駆使。プレーヤーたちは「推し」を売り出す戦略を練り、プレゼンテーションして得点を競います。

 経営学科のゼミ生たちが発案し、情報メディア学科に協力を呼びかけました。昨年10月からプロジェクトメンバーで集まり、ゲームのルールや「推し」となるアイドルのキャラクターを設計。クラフト紙で試作品を作り、実際にプレーして改善を重ねました。

 ゲーム内で「推し」の候補となるアイドルは、経営学科の学生がタイプ別にイメージを設定し、情報メディア学科の学生がパソコンで描きました。男性アイドルなら「俺様系」「かわいい」「王子様」など、女性アイドルなら「クールビューティ」「わがままプリンセス」「知的な委員長」など。王子様なら赤、俺様系なら黒、などイメージカラーを決め、服装や持ち物もデザインしました。また、アイドルグッズの素材として、アクリルスタンドから「ちくわ」「まくら」など変わり種まで、40種のアイテムを描きました。

 アイドルの画像は現在、制作の最終段階です。当初、カード上ではアイドルの上半身のみ描く予定でしたが、返礼品のためアクリルスタンドを作ることになり、足元を含めた全身を描き込みました。それぞれに決めポーズや決め台詞も。俺様系男子は「オレのこと好きなんだろ?」と呼びかけ、かわいい系男子は手のひらを広げて甘えるようなポーズを取っています。

 返礼品には学生たちの手書きのメッセージが添えられます。経営学科3年の南野瞳さんは「高校生をはじめZ世代が推し活を楽しみながらマーケティングを学べるよう工夫しました。私たち女子大生のアイデアが詰まっているので、たくさんの人に興味を持ってほしいです」、男性アイドルを描いた情報メディア学科3年の大場麻結美さんは「アイドル全員がそれぞれ魅力的になるよう心掛けました。専門性の異なる学科とプロジェクトを進めるのは初めてでしたが、互いの得意分野を持ち寄って作りたいイメージを共有するプロセスは良い学びになりました」と話しています。


 2023年5月に東京ビッグサイトで開催される「ゲームマーケット」に出品を計画中。学科の枠を超えた連携が、大きな成果を生み出しそうです。

▽クラウドファンディングは下記から
 https://camp-fire.jp/projects/view/647322?utm_campaign=cp_po_share_mypage_projects_show


▼本件に関する問い合わせ先
武庫川女子大学
広報室
住所:兵庫県西宮市池開町6-46
TEL:0798453533
メール:kohos@mukogawa-u.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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この企業の情報

組織名
武庫川女子大学
ホームページ
https://www.mukogawa-u.ac.jp/
代表者
瀬口 和義
資本金
0 万円
上場
非上場
所在地
〒663-8558 兵庫県西宮市池開町6-46
連絡先
0798-47-1212

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