【防災 × DX:Vertical SaaSの共同開発】WAVE1との資本業務提携に関するお知らせ

火災予防を始めとする防災をビッグデータの分析とAIの活用でアップデートするDXクラウドサービス!

企業と顧客をつなぐDXクラウドサービスを展開する株式会社ショーケース(東京都港区、代表取締役社長:永田豊志、証券コード:3909、以下ショーケース)は、株式会社WAVE1(東京都杉並区、代表取締役:吉村拓也、以下WAVE1)と資本業務提携をし、防災DXを推進するVertical SaaSの共同開発を行うことをお知らせいたします。



■資本業務提携に至る背景
ショーケースは、「企業と顧客をつなぐDXクラウドサービス」をビジネスコンセプトにしたSaaSを展開しながら、各業界のリーディングカンパニーと共同でVertical SaaSを開発することで国内のDXを推進してきました。

2020年8月には、株式会社プラップジャパン(東京都港区、代表取締役社長:鈴木勇夫、証券コード:2449)と共同で、広報・PR業界に特化したVertical SaaS「PRオートメーション」を開発し、300社以上の広報業務のDXに貢献して参りました。


そして、WAVE1は、火災予防の重要な一端を担っている消防設備業における人材不足を社会課題と捉え、業界に特化した人材マッチングサービスや消防設備業の業務効率化のための報告書作成クラウドサービスを開発・展開してきました。

このような両社の共通した社会課題の認識とテクノロジーを起点としたソリューション開発に共通点を見出し、今後、シナジーが期待できるという判断から、ショーケースの子会社:株式会社Showcase Capitalが出資を行い、今回の資本業務提携およびVertical SaaSの共同開発に至りました。


■「防災 × DX:Vertical SaaS」について

<消防設備業界の“不”>
一戸建て以外の建物では、消火器やスプリンクラー、自動火災報知設備などの消防用設備設置が義務づけられています。そして、それらの消防設備は、火災の際に正常に作動しないと人命にかかわるため、法令で定期的な点検が必要とされています。
年2回の点検・報告が義務づけられているマンションやオフィスビルなどの建築物は、全国で400万件を超えていますが、報告実施率は48.9%に留まっています。(※1)

また、管轄する消防署へ提出が必要な報告書(1件あたり10~20ページ程)は、ほとんどが紙で提出されており、デジタル化が進んでいない状況です。さらに、人手不足により点検資格者も不足しており、消防設備の適切な維持管理が大きな社会課題となっています。

※1
出典:総務省消防庁 予防課設備係消「防用設備等に係る最近の動向について」
https://www.fdma.go.jp/mission/prevention/suisin/items/r03_0706-1.pdf
(報告実施率は2020年3月31日時点の数値となります)


<両社の目指す社会課題解決>
WAVE1は、消防設備の点検報告書作成をクラウド上で行う「点検エキスパート」のサービス提供を通じて、業務効率化に貢献して参りました。

また、「点検エキスパート」に蓄積された7,500万件に及ぶ点検データより得られた知見から、建物の火災リスク、設備の不具合発生予測、改修時の費用予測をAIで診断するサービスを開発中です。このサービスでは、災害の中で最も高い頻度で発生する火災のリスクの可視化により、より安心安全な住まい探しを可能にするのみならず、消防設備の維持管理をコストではなく、付加価値として認識できるようにすることで日本のレジリエンス(建物の災害に対する強靭さ)の強化を目指します。

これまでWAVE1が蓄積してきた消防設備における知見を活かし、ショーケースが業界に特化したVertical SaaSとして共同開発することで、消防設備業界のみならず、不動産業界、ビルメンテナンス業界のDXを目指します。

初期費用が低く導入ハードルが低いSaaSによって、消防設備業界のDXを推進することで、社会課題の解決を目指して参ります。


■今後の展望
本共同開発では、消防行政を専門分野としている関西大学教授の永田尚三氏(※2)をアドバイザリーボードに加え、自治体での実証実験も開始し、早期の実用化を目指しています。


ショーケースでは、これからも各業界が抱える社会課題などの“不”を解消するVertical SaaSを、各業界のリーディングカンパニーと共同で開発することで、企業と顧客そして社会に「おもてなし」を提供して参ります。


※2
永田 尚三(ながた しょうぞう)氏
経歴:
関西大学 社会安全学部 教授。長年、防災行政、消防行政、危機管理行政の研究に携わる。一般社団法人地域原子力防災支援協議会。日本公共政策学会公共政策フォーラム学生政策コンペ 4年連続入賞。2017年度は防災まちづくりが共通テーマで、熊本市賞受賞。『消防の広域再編の研究―広域行政と消防行政』武蔵野大学出版会 (2009) など著書多数。


【株式会社WAVE1 会社概要】
代表取締役:
 吉村 拓也
所在地:
 東京都杉並区方南1-13-8
設立:
 2018年1月19日
事業内容:
 ・消防設備の保守・点検・工事
 ・防火設備定期検査、建築設備定期検査、特殊建築物定期調査
 ・ソフトウェア、Webサイトの企画、制作、配信、運営及び管理等
 ・イベント、セミナー、講習会の企画、立案、実施
 ・職業安定法に基づく有料職業紹介業
 ・出版及び印刷物の企画、編集、制作、製本、販売
 ・企業の経営戦略等に関わるコンサルティング業務
コーポレートサイト:
 https://wave1-group.co.jp/


【株式会社ショーケース 会社概要】
代表取締役社長:
 永田 豊志
所在地:
 東京都港区六本木1-9-9 六本木ファーストビル14F
設立:
 1996年2月1日
上場証券取引所:
 東京証券取引所 スタンダード市場
証券コード:
 3909
コーポレートサイト:
 https://www.showcase-tv.com/
コアバリュー :
 「おもてなしテクノロジーで人を幸せに」
私たちは人が感じる「不」を取り除き「幸せ」に導くお手伝いをしています。
そして、私たちの喜びは、人の期待を超え、感動や満足感を提供するしくみ=おもてなしテクノロジーで、幸せな人を増やしていくことです。
本件に関するお問合わせ先
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社ショーケース 経営企画部 広報担当:前田
電話:03-5575-5102
携帯電話:070-1512-7222
メールアドレス:maeda.daichi@showcase-tv.com

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この企業の情報

組織名
株式会社ショーケース
ホームページ
https://www.showcase-tv.com/
代表者
平野井 順一
資本金
3,374 万円
上場
(旧)東証1部,東証スタンダード
所在地
〒106-0032 東京都港区六本木1-9-9六本木ファーストビル14F
連絡先
03-5575-5117

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