【リコー発表】東京・銀座の「三愛ドリームセンター」建て替えのお知らせ

~「CIRCULAR -めぐり めぐる よろこび-」をコンセプトに、リコーらしい”はたらく”の発信拠点に~

株式会社リコー(社長執行役員:山下良則)は、東京・銀座4丁目交差点に面した三愛ドリームセンター(住所:東京都中央区銀座5-7-2)の建て替えを決定しましたのでお知らせいたします。

三愛ドリームセンターは竣工から60年が経過しており、建物の老朽化が進んでいることから、安全性の確保と社会的責任を考慮し、建て替えを目的に解体いたします。解体工事の期間は2023年3月から約2年間を予定しています。
“はたらく”が時代と共に変化し続けるなか、この変化に向き合い、共創を生む場所として、創業者・市村清の想いを宿すこの場所からさまざまなメッセージを発信することで、銀座の街にふさわしい新たなランドマークを構築します。なお、新ビルディングの設計者として小堀哲夫氏(小堀哲夫建築設計事務所)を選定しました。「CIRCULAR(サーキュラー) -めぐり めぐる よろこび-」をコンセプトに現在のビルのレガシーを継承しながら、多様な人々が集い、 “はたらく歓び”の共感が持続的に生まれ循環する、環境に配慮された空間となることを目指します。建築計画詳細に関しては、決定次第、お知らせします。


三愛ドリームセンターは、リコーの創業者である市村清の「豊かな未来をこの銀座から発信する」という強い想いを継承し、さまざまな用途で活用されてきました。また、特徴的な建築構造で、銀座のランドマークとして長年親しまれています。
建設から今年で60年が経ち老朽化が進んでいます。人通りの多い銀座4丁目交差点に面しており、道行く人や訪問いただくお客様への安全、安心の担保は責務であることから、この度、建て替えを決断しました。
市村氏の想いを引継ぎ、「“はたらく”に歓びを」というリコーの2036年ビジョンの実現に向け、その象徴となるような建物にしたいと考えています。2027年の竣工を目指し、リコーらしく、銀座の街にふさわしい新たなランドマークをつくることを目指します。

株式会社リコー
代表取締役 社長執行役員
山下 良則




【背景】
新型コロナウイルス感染症の流行をはじめとした急激な事業環境の変化の中で、お客様や私たち自身の“はたらく”もまた、大きな変化に直面しています。リコーは、100周年を迎える2036年に向けた長期ビジョン「”はたらく”に歓びを」を掲げ、その実現に向けて、デジタルサービスでお客様の”はたらく”を変革していくことを宣言しています。また、2023年4月には新体制のもと、リコーの第21次中期経営計画がスタートします。これを機に、リコーを象徴する大切な場所である三愛ドリームセンターの今後について改めて検討し、今回の決定に至りました。
なお、三愛ドリームセンターは日本における近代建築を代表する建物として多くの方に親しまれています。解体にあたっては、解体前の建物の形状を360度カメラ「RICOH THETA」や3次元画像処理などのリコーの技術を活用しながらデジタルアーカイブを行います。アーカイブデータは今後ホームページ上で広く公開する予定としており、60年の歴史を後世にも引き継いでまいります。


【新ビルディングの設計者】
小堀哲夫氏
建築家・法政大学教授 1971年、岐阜県生まれ。2008年、株式会社小堀哲夫建築設計事務所設立。日本建築学会賞、JIA日本建築大賞、Dedalo Minosse国際建築賞特別賞など国内外において受賞多数。代表作品に「ROKI Global Innovation Center –ROGIC–」「NICCA INNOVATION CENTER」「光風湯圃べにや」など。その場所の歴史や自然環境と人間のつながりを生む、新しい価値の創出に取り組んでいる。


【三愛ドリームセンターについて】
三愛ドリームセンターは、リコー創業者の市村清が、婦人服の三愛などを含めた“リコー三愛グループ”のシンボルとして、1963年(昭和38年)1月13日に開館したものです。その優れた立地条件、時代を先取りした独創的な形状などから、銀座のランドマーク的な存在として認知されるに至っています。開設以来、テナントフロアの他に、アートやファッションとの親和性が高い施設として、2008年にはフォトギャラリー「RING CUBE(リング キューブ)」や、2021年にはリコー発のアートプロジェクト「StareReap(ステアリープ)」とアーティストとの共創作品を紹介・販売する「RICOH ART GALLERY(リコーアートギャラリー)」をオープンするなど、多くのお客様に親しまれてきました。また、2014年にはビル屋上に設置していた広告塔を自家発電(太陽光および、風力)により100%自然エネルギー化し、環境経営のシンボルとしても注目を集めてきました。総ガラスの円筒形ビルの形状を活用し、2017年にはリコー製プロジェクター80台による大規模プロジェクションシステムを設置するなど、新たな技術で銀座の街を盛り上げてきました。





| リコーグループについて |
リコーグループは、お客様のデジタル変革を支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2022年3月期グループ連結売上高1兆7,585億円)。
imagine. change. 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人々の生活の質の向上、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/



本件に関するお問合わせ先
≪報道関係のお問い合わせ先≫
株式会社リコー 広報室
TEL: 050-3814-2806
E-mail: koho@ricoh.co.jp

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
株式会社リコー
ホームページ
https://jp.ricoh.com/
代表者
大山 晃
資本金
13,530,000 万円
上場
(旧)東証1部,東証プライム
所在地
〒143-8555 東京都大田区中馬込1丁目3-6
連絡先
03-3777-8111

検索

人気の記事

カテゴリ

アクセスランキング

  • 週間
  • 月間
  • 機能と特徴
  • Twitter
  • デジタルPR研究所