京都産業大学経営学部 松本和明ゼミ※は、地域間連携の史的研究の一環として、(株)平和堂および(株)雪国まいたけと共同で、コラボラベルをデザインした特別パッケージ商品(雪国まいたけ「極」)を開発。2023年1月20日(金)から雪国まいたけの商品(雪国まいたけ「極」)に特別パッケージとして掲載され、平和堂の各店舗において期間限定で販売を開始する。
三者による社会への問題意識として「若者の野菜離れ解消」が挙げられ、メーカーのみならず流通・小売業者にとっても社会的責任と認識されている。
今回、調理を敬遠する若者を考慮し、手で割けることから包丁が不要な「まいたけ」を題材に、若者への「まいたけ」の認知度向上や喫食率増加を目指し、野菜離れの解消に取り組んだ。
制作したコラボラベルには、三者の特徴やカラーを取り入れ、メインビジュアルに学生が若者向けに考案したオリジナルまいたけレシピを調理例として採用。QRコードからはレシピを閲覧できるようにし、若者の購買意欲をかきたてるように工夫した。さらに売り場で目立つようにPOPを掲示することによって、若者への認知度向上を目指す。
なお、オリジナルまいたけレシピは、「意外性」と「簡便」をキーワードに、鶏肉の代わりにまいたけを使用したレシピや、手軽におやつとして食べることができるドーナツなど、学生らしい新しい発想が生かされている。考案したレシピは、雪国まいたけ社のWebページにて公開される。
学生考案レシピの紹介URL ※(株)雪国まいたけWebページ
・「ヤンニョムまいたけ」
http://www.maitake.co.jp/_recipe/recipe/?cd=731
・「まいたけドーナツ」
http://www.maitake.co.jp/_recipe/recipe/?cd=729
・「まいたけフライチーズ」
http://www.maitake.co.jp/_recipe/recipe/?cd=730
※松本ゼミは、企業や団体(教育機関を含む)などの地域内や地域間連携の史的研究をテーマの一つとして活動している。
今回の地域間連携の取り組みは、メーカー・小売業・学生の三者による密なコラボレーションとなり、松本教授は「両社との連携の現場に身をおき、店舗で販売されている現物の商品を題材にメニューを考案し、若者の野菜離れという問題を解決しようとする本プロジェクトはビジネスで重視される『三現主義』を体得するもので大変有意義であった」とコメントしている。
むすんで、うみだす。 上賀茂・神山 京都産業大学
<関連リンク>
・唯一無二のまいたけレシピ!? 松本ゼミ生が雪国まいたけ「極」を使って提案 ~前編:結果発表・表彰式の様子~
https://www.kyoto-su.ac.jp/news/st/20221201_345_it01.html
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