YCUコミュニケーション・デザイン・センター×東京デザインプレックス研究所
横浜市立大学先端医科学研究センター コミュニケーション・デザイン・センター(以下、YCU-CDC)は、社会人向けデザイナー育成機関「東京デザインプレックス研究所」(以下、TDP)と共同で、第4期Street Medical Schoolの受講生たちによる成果発表の場として、アイデア・ピッチ大会をハイブリッド開催します。
「Street Medical
®」とは、YCU-CDCセンター長である武部貴則特別教授が提唱する次世代医療に向けた概念です。新型コロナウイルス感染症の世界的流行を始め、超高齢化社会、生活習慣病などの現代の医療課題に対して、「Street Medical
®」による新しい医療がどう対処していくのか、有識者を招聘し、提案企画に対して活発な議論を行います。
<プログラムの概要>
○タイトル Street Medical Talks 2022
○日時 令和4年12月24日(土)
開始14:00 終了16:30予定
○場所 東京デザインプレックス研究所
〒150-0041 東京都渋谷区神南1-12-10 4F
○登壇者 武部貴則(横浜市立大学特別教授・YCU-CDCセンター長)、沼田努(東京デザインプレックス研究所共同創立者)、町亞聖(フリーアナウンサー)、山本尚毅(東京デザインプレックス研究所フューチャーデザインラボ ジェネレーター)
○プログラム (1)LECTURE「Street Medical
®」 武部貴則 特別教授(YCU-CDC)
(2)口頭プレゼンテーション(発表と議論含む)
各12分× 8組 ※途中休憩20分
○参加申し込み方法
現地にご来場希望の方は、下記URLからお申し込みください。
https://streetmedicaltalks2022.peatix.com/
Webでの参加を希望する方は、下記URLからお申し込みください。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_mEc9Zc8lSc66nRDKKmTkVg
横浜市立大学先端医科学研究センター コミュニケーション・デザイン・センター
ヘルスケア分野のコミュニケーション課題解決を目指す、世界初の医科学研究機関におけるクリエイティブ研究拠点です。医科学研究の拠点においてクリエイティブ研究のための持続可能な開発体制を構築し、コミュニケーションの力を使って、ひとびとの健康や幸福に寄与すること、ひいては、超高齢社会に対応した新たな社会のあり方を提案することを目指しています。
https://y-cdc.org/
Street Medical School
Street Medical Schoolは、医師をはじめとする医療従事者と、デザイナーをはじめとする様々な業界のプレイヤーやクリエイターとが共に、新しい医療を学び創る場です。YCU-CDCとTDPの共同運営という形で、2019年に発足しました。この教育プログラムでは、広告・デザイン・医療など各界のトップランナーを講師に迎えた特別授業と医療現場などのフィールドワークを通して、自らで課題を発見し、様々な発想・手法でその解決策を確立・実践することのできる人材(Street Medical Fellow)の育成を目指しています。
https://streetmedicalschool.com/
※Street Medical Schoolの「カリキュラム開発研究」についてはJSPS科研費(JP20K02972)の支援を受けて実施します。
Street Medical®
横浜市立大学の登録商標。この商標は、従来の医学術体系に限らず、「実生活の環境(Street)」での知識・技術・アイデア・ノウハウを、積極的に医療の再定義に活用しようというスタンスを表現したものです。
東京デザインプレックス研究所
東京デザインプレックス研究所は、「東京発コンテンポラリーデザインの複合型教育機関」として2012年に創立(2021年1月現在6,000名以上の学生が在籍)。講師にはトップクリエイター/現役デザイナーが集結し、少人数制・実践形式による授業を展開。国内最先端プログラムは、全11専攻・72コース/昼間部・夜間部・土日集中クラスで編成されており、大人(社会人・大学生・フリーターなど)を対象としたデザイン専門校です。
https://www.tokyo-designplex.com/
<登壇者紹介>(○はゲスト登壇者、●は主催側登壇者になります)
〇町亞聖
小学生の頃からアナウンサーに憧れ1995年に日本テレビにアナウンサーとして入社。その後、活躍の場を報道局に移し、報道キャスター、厚生労働省担当記者としてがん医療、医療事故、難病などの医療問題や介護問題などを取材。また北京パラリンピックでは水泳メダリストの成田真由美選手を密着取材。“生涯現役アナウンサー”でいるために2011年にフリーに転身。脳障害のため車椅子の生活を送っていた母と過ごした10年の日々、そして母と父をがんで亡くした経験をまとめた著書「十年介護」を小学館文庫から出版。医療と介護を生涯のテーマに取材、啓発活動を続ける。
〇山本尚毅
1983年石川県生まれ。東京デザインプレックス研究所 フューチャーデザインラボ ジェネレーター。北海道大学農学部農業経済学科卒。農業は机上で学ぶ。上京後、システム会社に勤務した後、発展途上国の貧困解決を志すベンチャーを創業。複数の展覧会を開催し、デザイン領域と社会課題の接点を創る活動に注力。現在は学び領域にシフトし、複数プロジェクトを進行中。好きな本屋は近所にある往来堂(千駄木)。好きなジャンルは、文化人類学や人間の心理や認知に関するものや、答えのない課題を追い求める結論のない本。
●武部貴則
横浜市立大学特別教授・先端医科学研究センター コミュニケーション・デザイン・センター長、東京医科歯科大学 統合研究機構 先端医歯工学創生研究部門 教授、シンシナティ小児病院 消化器部門・発生生物学部門 准教授 オルガノイドセンター 副センター長。
2011年、横浜市立大学医学部医学科卒業。同年より横浜市立大学助手(臓器再生医学)に着任、電通×博報堂 ミライデザインラボ 研究員を併任。2013年に世界で初めてiPS細胞から血管構造を持つヒト肝臓原基を創る。
●沼田努
東京デザインプレックス研究所共同創立者 スクールディレクター。
明治大学卒業後、海運企業に勤務の後海外留学を経て、クリエイティブ系専門スクールに十数年勤務。東京、大阪 札幌の校舎責任者を歴任し、数多くのクリエイターを世に輩出する。2012年、東京デザインプレックス研究所の共同創業者として設立に参画する。設立後は産学協同プロジェクトや累計300回超のトップクリエイターによる特別授業の設計を行う。