厚生労働省では、精神障害を有する方やメンタルヘルス上の課題を抱えている方を含め、誰もが安心して自分らしく暮らせる社会になるよう、取り組みを進めています。そして、自分のこころを大切にできるような、こころの不調があるときに安心して相談できるような、さらに、周りの人にこころの不調があるときに、自然にあたたかく接することができるような、そんなつながりのある社会を目指しています。そのためには、こころの不調や病気について、実際にそれを抱えたときに感じる気持ちも含めて、理解を広げていくことも大切です。
こうした取り組みの一環として、「こころの困りごと」を抱えている方に向けた専門家からの言葉をお届けしています。
第6便は、精神科医の松下幸生さんに紡いでいただいた、こころの困りごとを抱えておられる方に伝えたい言葉をお届けしました。
依存症は本人の意志の強弱や性格の問題でなるわけでなく、依存する物質や行為を使用したことがあれば誰でもなる可能性がありますが、適切な相談や治療により、自分らしい日常生活を取り戻すことができます。
「こころの宅配便」が、必要としている方のもとに届き、誰もが安心して自分らしく暮らせる社会の実現に向けての一歩となることを願っています。
また、毎年11月10日から16日はアルコール関連問題啓発週間です。令和4年度のアルコール関連問題普及啓発週間のポスターのテーマは「女性と飲酒」としています。アルコール健康障害対策推進基本計画(第2期)では女性の飲酒問題に関する総合的な取組が求められています。
女性の飲酒について考える上で、まずは、生活習慣病のリスクを高める飲酒量を知っていただきたいと考えています。
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(ご参考)
アルコール関連問題啓発週間(11月10日から11月16日)
依存症の理解を深めるための普及啓発事業WEBサイト:
みんなのメンタルヘルス総合サイト(相談先について):
こころの健康や医療について、全国にある保健所や保健センター、精神保健福祉センターにて、幅広く相談を受けつけています。
世界メンタルヘルスデーJAPAN特設サイト:
毎年10月10日は世界メンタルヘルスデーです。
イベント動画の第1部では田中ウルヴェ京さん、廣瀬俊朗さん、萩野公介さん、大山加奈さんらトップアスリートの皆さんの対談を配信しています。
また、第2部では、実際に精神疾患を経験している方々による体験談を交えたお話しを配信しています。
社会・援護局 障害保健福祉部
精神・障害保健課