創業90年のオーダーキッチンメーカー、東京ショールームに居ながら岐阜本社ショールーム・工場の見学を可能にするシステムを構築。「事業再構築補助金」を活かしDXを推進、新たな営業スタイルを確立。
- 株式会社藤岡木工所
- 2022年10月11日
- 13:27
「バックヤードはデジタル、顧客対応はアナログで」をスローガンに、新工場・新ショールームオープンと共に業務改革を一気に加速。
オーダーキッチン・オーダー家具・アウトドアキッチンの製造・販売を手掛ける株式会社藤岡木工所(本社:岐阜県山県市、代表取締役藤岡功)は、本社ショールームの拡充オープンに併せ新システムによる顧客サービスを開始しましたのでお知らせいたします。
↑3タイプのオリジナルオーダーキッチンとダイニングスペース、接客スペース、PR動画撮影スペースを備えた新ショールーム全景
1932年に建具屋として創業した株式会社藤岡木工所は、2007年より天然木によるオーダーキッチンの製作・販売に特化し業績を伸ばしてきました。大手メーカーが販売する既製のシステムキッチンと比べ高額なオリジナルオーダーキッチンの需要は首都圏に多く、2020年には東京都江東区にもショールームを構えました。しかし、東京都心部にショールームを構え多数のオーダーキッチンを並べて顧客に体感してもらうスタイルは、中小企業にとって負担が大きいことから事業再構築補助金を活用し、工場の新築とショールームの拡充、アウトドアキッチンの開発に着手しました。
岐阜本社の新ショールームは旧ショールームの約8倍・東京ショールームの約3倍の230㎡。ゆとりあるショールームには、3タイプのオリジナルオーダーキッチンとダイニングスペース、接客スペース、PR動画撮影スペースを設けました。この新ショールームと新工場、そして東京ショールームをVPN(仮想プライベートネットワーク)回線で繋ぎ、東京ショールームに来店した顧客が、あたかも本社ショールームや工場を実際に見学しているような情報提供を可能にしました。VPN回線は新技術ではありませんが、会議やデータ共有に使用するのではなく、接客に活かす発想に変え顧客創出・販路拡大に生かしています。
「バックヤードはデジタル、顧客対応はアナログで」
株式会社藤岡木工所では「バックヤードはデジタル、顧客対応はアナログで」を掲げ、早期よりデジタル技術を活かした業務改善や販売促進活動に取り組んできました。例えば、Googleが提供している無料のbi(ビジネスインテリジェンス)ツール「データポータル」を活用し、利益管理、顧客管理、OB客管理、書類管理などの業務管理全般を行なっています。新入社員でもパート社員でも見積りを作成でき、業務が属人的になることなく滞りません。アフターフォローの時期も自動的にアラートが届きうっかりフォローを忘れることもありません(これらはほんの一事例)。人為的ミスは減り作業効率が高まり業務全体の質が上がりました。生まれた余裕を顧客対応に注ぐことができます。
また、見込み顧客の90%はSNSを経由して獲得しており広告費は激減。新型コロナウイルス感染症が蔓延し始めてからは、いち早くインスタグラムによるライブ配信を始め、顧客の商品理解・会社理解を高め、販売促進及び、F-FURNITURE(当社ブランド名)ファンづくりに繋げています。
加えて、新工場では在庫管理のデジタル化により、自動管理・自動発注を行うことで作業の効率化と過剰発注や欠品がなくなりました。
このような当社の取り組みは、岐阜県中小企業団体中央会主催の「DXセミナー」などで成功事例として公開しています。ぜひ、創業90年の中小企業の取り組みをご取材ください。
■株式会社藤岡木工所 会社概要
○創業/1932年
○資本金/300万円
○代表者/代表取締役 藤岡 功
○社員数/20名(2022.9現在)
○事業内容/オーダーキッチンの製造・オーダー家具の製造
○ブランド名/F-FURNITURE
○拠点/
本社:岐阜県山県市佐賀586-1(床面積約230㎡)※2022年9月、拡張リニューアルオープン
工場:岐阜県山県市高富231-1(鉄骨造平屋建680㎡)※2022年4月完成・稼働
東京ショールーム:東京都江東区常盤2-15-3テラヤマビル2F(床面積約70㎡)※2020年オープン
1932年に建具屋として創業した株式会社藤岡木工所は、2007年より天然木によるオーダーキッチンの製作・販売に特化し業績を伸ばしてきました。大手メーカーが販売する既製のシステムキッチンと比べ高額なオリジナルオーダーキッチンの需要は首都圏に多く、2020年には東京都江東区にもショールームを構えました。しかし、東京都心部にショールームを構え多数のオーダーキッチンを並べて顧客に体感してもらうスタイルは、中小企業にとって負担が大きいことから事業再構築補助金を活用し、工場の新築とショールームの拡充、アウトドアキッチンの開発に着手しました。
岐阜本社の新ショールームは旧ショールームの約8倍・東京ショールームの約3倍の230㎡。ゆとりあるショールームには、3タイプのオリジナルオーダーキッチンとダイニングスペース、接客スペース、PR動画撮影スペースを設けました。この新ショールームと新工場、そして東京ショールームをVPN(仮想プライベートネットワーク)回線で繋ぎ、東京ショールームに来店した顧客が、あたかも本社ショールームや工場を実際に見学しているような情報提供を可能にしました。VPN回線は新技術ではありませんが、会議やデータ共有に使用するのではなく、接客に活かす発想に変え顧客創出・販路拡大に生かしています。
「バックヤードはデジタル、顧客対応はアナログで」
株式会社藤岡木工所では「バックヤードはデジタル、顧客対応はアナログで」を掲げ、早期よりデジタル技術を活かした業務改善や販売促進活動に取り組んできました。例えば、Googleが提供している無料のbi(ビジネスインテリジェンス)ツール「データポータル」を活用し、利益管理、顧客管理、OB客管理、書類管理などの業務管理全般を行なっています。新入社員でもパート社員でも見積りを作成でき、業務が属人的になることなく滞りません。アフターフォローの時期も自動的にアラートが届きうっかりフォローを忘れることもありません(これらはほんの一事例)。人為的ミスは減り作業効率が高まり業務全体の質が上がりました。生まれた余裕を顧客対応に注ぐことができます。
また、見込み顧客の90%はSNSを経由して獲得しており広告費は激減。新型コロナウイルス感染症が蔓延し始めてからは、いち早くインスタグラムによるライブ配信を始め、顧客の商品理解・会社理解を高め、販売促進及び、F-FURNITURE(当社ブランド名)ファンづくりに繋げています。
加えて、新工場では在庫管理のデジタル化により、自動管理・自動発注を行うことで作業の効率化と過剰発注や欠品がなくなりました。
このような当社の取り組みは、岐阜県中小企業団体中央会主催の「DXセミナー」などで成功事例として公開しています。ぜひ、創業90年の中小企業の取り組みをご取材ください。
↑北海道大雪山のオークを使ったアイランドキッチン
↑ポーランド南部の沼底に4000年沈み炭化したオークを使ったL字型キッチン(奥側)
↑ミャンマーチークを使ったⅡ型キッチン
↑フランスのアンティーク扉を使用したショールームのエントランス
↑在庫管理のデジタル化により自動管理・自動発注が可能となり、工場内は無駄がなく整然としている。
■株式会社藤岡木工所 会社概要
○創業/1932年
○資本金/300万円
○代表者/代表取締役 藤岡 功
○社員数/20名(2022.9現在)
○事業内容/オーダーキッチンの製造・オーダー家具の製造
○ブランド名/F-FURNITURE
○拠点/
本社:岐阜県山県市佐賀586-1(床面積約230㎡)※2022年9月、拡張リニューアルオープン
工場:岐阜県山県市高富231-1(鉄骨造平屋建680㎡)※2022年4月完成・稼働
東京ショールーム:東京都江東区常盤2-15-3テラヤマビル2F(床面積約70㎡)※2020年オープン
- 本件に関するお問合わせ先
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■本件に関するお問合わせ先
株式会社藤岡木工所
代表取締役 藤岡 功
TEL /0581-22-2832
メール/koho@fujioka-wood.co.jp
この企業の情報
- 組織名
- 株式会社藤岡木工所
- ホームページ
- https://www.fujioka-wood.co.jp/
- 代表者
- 藤岡 功
- 資本金
- 300 万円
- 上場
- 非上場
- 所在地
- 〒501-2114 岐阜県山県市佐賀586−1
- 連絡先
- 0581-22-2832