「Jリーグ マネジメントカップ2021」を発表 J1の1位は2年連続3度目の川崎フロンターレ

Jリーグ所属の全クラブをビジネスマネジメント面からランキング。J2ではアルビレックス新潟が2連覇、J3は鹿児島ユナイテッドFCが4年ぶりの1位に

 デロイト トーマツ グループ(東京都千代田区、CEO:木村研一 以下、デロイト トーマツ)のスポーツビジネスグループは、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に所属するJ1、J2、J3の全クラブをビジネスマネジメントの側面から分析した、「Jリーグ マネジメントカップ 2021」を発表します。

 今回の発表において、J1の1位は川崎フロンターレ、2位浦和レッズ、3位は鹿島アントラーズに、J2の1位はアルビレックス新潟、2位ジュビロ磐田、3位は松本山雅FCに、J3の1位は鹿児島ユナイテッドFC、2位FC岐阜、3位はガイナーレ鳥取となりました。

 「Jリーグ マネジメントカップ」はスポーツビジネスにおけるクラブのマネジメントにおいて、いかに試合に勝つかという「フィールドマネジメント(FM)」と同様に重要な、いかにビジネスとして収益を上げ、また事業拡大をするかという「ビジネスマネジメント(BM)」に焦点を当て、スポーツビジネスの一層の発展に向けて事業や経営といった観点からの関心と理解を広げることを目的にデロイト トーマツがまとめ毎年発表しているものです。今回で7 回目となる「Jリーグ マネジメントカップ2021 」では、2022年7月にJリーグから公表された57クラブの2021年の財務情報など公開情報をもとに、BMにおいて重要なテーマである「マーケティング」「経営効率」「経営戦略」「財務状況」の4つの視点で計12のKPIから分析しています。なお、ランキングはそれぞれのKPIをJ1、J2、J3の各リーグごとに算出したものです。

「Jリーグ マネジメントカップ2021」の詳細については特設ページもご確認ください。
https://www2.deloitte.com/content/www/jp/ja/pages/consumer-and-industrial-products/articles/sb/j-league-management-cup.html

■J1:川崎フロンターレがBM面でも強さを見せつけ2年連続3 度目の1位!!
※数字はポイント数。BMPはビジネスマネジメントポイントの略、★はディビジョン首位
 Jリーグ マネジメントカップ2021のJ1はFM面で圧倒的な強さを見せた川崎フロンターレが、BM面でも他を寄せ付けない手腕を発揮し、1位となりました。川崎は経営効率分野では苦戦したものの、マーケティング、経営戦略、財務状況の3分野で1位を獲得し、総計では2位の浦和レッズに17ポイントの大差をつけ見事2連覇を飾りました。昨シーズンに引き続きコロナ禍の影響で入場料収入は微増にとどまったものの、スポンサー収入の増加により売上高はコロナ禍前を超えて過去最高となりました。困難な状況でも助け合い、クラブを支えたいと考えるスポンサーが多かったことは、これまでクラブが地道に積み重ねて築いてきた関係性があったからこそといえるでしょう。新社長を迎えさらなる先を見据えて新境地へ挑んでいくクラブの今後が期待されます。

■J2:アルビレックス新潟が地元密着の強さを見せつけ大差で2連覇!!
 J2の1位はアルビレックス新潟となりました。新潟は経営効率分野、経営戦略分野で1位、マーケティング分野で3位となり、総計では2位に15ポイントの大差をつけて堂々の2連覇を果たしました。Jリーグ有数の集客力を誇る新潟にとって、シーズンを通した入場制限は痛手でしたが、徐々にファン・サポーターの姿がスタジアムに戻りつつあります。一方で、広い新潟においてはまだスタジアムに足を運ぶことが叶わないファン・サポーターも多く存在している状況です。そこで新潟は、フロントスタッフはもちろん、選手・チームスタッフも一丸となり、ホームタウン活動や社会課題活動、SNSへの出演などにも力を入れ、クラブや選手を身近に感じてもらえる取り組みを継続してきました。それが功を奏し、BM面にも好影響を与え、クラブを強力に後押ししたものと推察されます。つながりを大切に地域とともに歩んできたクラブが、前を向いて挑んでいく姿が今後も注目されます。

■J3:鹿児島ユナイテッドFCが2位を僅差でかわし4年ぶりに1位に!!
 J3の1位は鹿児島ユナイテッドFCとなりました。鹿児島はマーケティング分野で1位、経営戦略分野で2位と、総計で2位のFC岐阜を3ポイントの僅差でかわし、4年ぶりに1位になりました。経営面では、限られたリソースの中で多くの課題に向き合わなければならないJ3において、鹿児島は様々なBM施策にチャレンジしているクラブの代表格です。2021年シーズンでは「ユニフォーム」をはじめとしたオリジナルグッズでのチャレンジが象徴的でした。クラブの意思を全面に反映した「薩摩切子」をイメージしたデザインのユニフォームや関連グッズは、県外へ鹿児島をアピールするとともに、県内でもさらに愛されるクラブとなるために進化を続けています。新たな練習拠点が完成し、FM面へとつながる環境が整備され、クラブが更なる高みへと突き進めるか、この先の動向に関心が高まります。

■ランキングの算出方法
マーケティング、経営効率、経営戦略、財務状況に対して、デロイト トーマツが独自のKPI(Key Performance Indicators:重要業績評価指標)に基づいて項目別にランク付けを行い、そのランキングに応じたビジネスマネジメントポイントを付与していきます。各KPIは以下の通りです。

マーケティング:平均入場者数、スタジアム集客率、客単価
経営効率:勝点1あたりチーム人件費、勝点1あたり入場料収入
経営戦略:売上高・チーム人件費率、SNSフォロワー数、SNSフォロワー数増減率、グッズ関連利益額
財務状況:売上高、売上高成長率、自己資本比率

・上記KPIに基づいてディビジョン別にランキングに応じたポイントを付与(J1の第1位は20ポイント、J2の第 1位は22ポイント、J3の第1位は15ポイントで、順位が1つ下がるごとに1ポイント減らす)
・最終的に4つのステージの累計ポイントによってランキングする
・BMポイントが同率の場合、マーケティング、経営効率、経営戦略、財務状況の順で順位が上のクラブを上位クラブとする

■デロイト トーマツのスポーツビジネスグループ(SBG)について
クラブやリーグ、協会等競技団体の経営基盤の強化から観客・ファンの獲得、収益を最大化する商品サービスの開発、スタジアムの建設・運営管理など、スポーツビジネスを成功させるために解決すべき課題は数多く存在します。デロイト トーマツ グループでは、財務会計、戦略、マーケティング・業務改革など、多様な分野のプロフェッショナルを擁し、スポーツビジネス領域におけるグローバルでの豊富な知見を活かしつつ、あらゆる面から事業支援を行う体制を整えています。
www.deloitte.com/jp/sports-business

デロイト トーマツ グループは、日本最大規模のプロフェッショナルサービスファームとして有する圧倒的な専門性・総合力と、データ・アナリティクスやデジタル・テクノロジーに関する最先端の実践的知見を融合することで、経済社会や産業の将来像を指し示し、その実現に必要とされる経営変革と社会イノベーションを加速させる「経済社会の変革のカタリスト」となることを目指しています。SBGの活動では、日本におけるスポーツビジネス領域での産業基盤の強化や、スポーツを核とした地域活性化モデルの構築などスポーツをハブとした「経済社会の変革のカタリスト」としての取り組みを推進しています。
本件に関するお問合わせ先
<報道機関の方からの問い合わせ先>
デロイト トーマツ グループ 広報担当 高橋・真木
Tel: 03-6213-3210  Email: press-release@tohmatsu.co.jp

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この企業の情報

組織名
デロイト トーマツ グループ
ホームページ
https://www2.deloitte.com/jp/ja.html
代表者
木村 研一
資本金
500,000 万円
上場
非上場
所在地
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル
連絡先
03-6213-3210

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