日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)は、このたび、年金積立金管理運用独立行政法人(以下、GPIF)がESG(環境、社会、ガバナンス)投資の運用のため採用した株価指数「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」(※)、および世界を代表するESG株価指数の一つ「MSCI ESG Leaders Indexes」(※) の構成銘柄に初めて選定されました。
なお、日本製鉄は他にもGPIFが採用する株価指数である「FTSE Blossom Japan Index」、「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」、「S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数」や、世界を代表する株価指数「FTSE4Good Index Series」の構成銘柄にも引き続き選定されています。
●当社の取り組み
日本製鉄は「常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、優れた製品・サービスの提供を通じて、社会の発展に貢献する」ことを企業理念に掲げ、鉄づくりを通して広く社会の基盤を支えるという重要な役割を果たすため、様々な課題に取り組んできました。こうした当社グループの取組みにより社会の持続可能な発展に貢献していくことは、SDGsの達成にも寄与すると考えています。
日本製鉄は、こうした理念のもと、地球規模での課題であるカーボンニュートラルに対しては、「日本製鉄カーボンニュートラルビジョン2050」を掲げ、2030年に対2013年比▽30%のCO2総排出量削減を行うとともに、2050年にカーボンニュートラルとすることを目指しています。日本製鉄は、これを経営の最重要課題と位置づけ、水素還元による製鉄技術等、超革新的技術の開発に向けて、先般グリーンイノベーション基金事業として採択されたことを受け試験設備の導入を決定する等、更なる取組みの加速化を進めているところです。
日本製鉄は、今後もESGへの取組みを継続的に改善してまいります。そしてあらゆる産業・インフラ構築のために必要不可欠な基礎素材である鉄の可能性をさらに極め、そこで引き出された鉄の力を社会に還元し、世界中の人々が豊かさを享受できる社会の実現に貢献してまいります。
(※)「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」および「MSCI ESG Leaders Indexes」は、米国Morgan Stanley Capital International社(MSCI)が開発した指数です。その構成銘柄は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を含む、既存の国際的なESG基準に基づいたMSCIのESG評価モデルをもとに、ESGについて優れた取り組みを行っている企業が選定されます。
(リンク)MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数について
https://www.msci.com/msci-japan-esg-select-leaders-index-jp
(リンク)MSCI ESG Leaders Indexesについて
https://www.msci.com/msci-esg-leaders-indexes
以 上
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