青山学院大学シビックエンゲージメントセンターは、ブランディング力や社会価値を高め、センターのシンボルマークとなるイメージロゴを制作した。
イメージロゴ制作にあたっては、センターを身近で利用しやすい「居場所」とするために学内公募の形をとった。
デザイン条件として「ボランティア活動」「社会貢献活動」「コミュニティ・サービス」「サービス・ラーニング」などを抽象的にあらわす絵柄とシビックエンゲージメントセンターの英語表記の頭文字である「CEC」の文字を組み合わせた文字図体一体型のデザインであることを提示し、4点の作品の応募があった。
選考にあたっては、青山学院大学関係者以外にもキャンパスのある渋谷区と相模原市役所の職員の方にも審査員として協力いただき、7人からなる選定委員会を経て採用作品を決定。選定委員からは「オリジナリティーがあって親しみを感じる」「柔らかいモチーフでデザインされており、CECのアイデンティティーを感じる」「文字の繋がりが今後の可能性の広がりを感じさせる」などの評価を得て、石原穂乃香さん(総合文化政策学部 総合文化政策学科4年)のデザイン「Spring」が採用された。
ロゴデザインが採用された石原さんには、2022年7月22日(金)、青山キャンパス1号館1階のCECにおいて内田達也副学長から記念のトロフィーが授与された。
石原さんは、次のように語る。
「まず、今回「Spring」を採用してくださり、ありがとうございます。
CECの前身であるボランティアセンターには、私自身が授業(サービス・ラーニングI)や「学生ボランティア団体しぶっこ」の活動で大変お世話になっていたので、このような形で貢献できたことを、本当に嬉しく思います。
今回のロゴは、「CECを利用しようと思ってくれる学生がもっと増えるように、また学外で存在感のあるコミュニティになれるように」と想いを込めて制作いたしました。
くるくると誰でも走り書きできそうなシンボルは、今回のコンセプト「Spring(バネ)」を表現しています。
「学生とボランティア先をマッチングさせる従来のボランティアセンターから、改組されたCECが行政や企業、市民の方々と協力し、社会への価値貢献を一緒に考え、実行していく姿勢を前に出していきたい」というお話を伺った際に、「センター自らが発信の巻き込み型の価値提供」をしていく、積極的な姿勢に魅力を感じました。
また、バネの特性である跳躍力と柔軟性のイメージと重なりました。「ホップ・ステップ・大大大ジャンプ」でこれから学内外に存在感を出してほしいと思います。
加えて、全体の色味やシンボル手書き感で、カジュアルでフレンドリーな印象を演出しました。背景としまして、私自身がボランティアセンターを利用する前は、敷居が高い場所と思い込んで躊躇していました。でも、実際はスタッフの皆さんはとても優しく、積極的にボランティア活動をサポートしてくださるとても居心地の良い空間です。その雰囲気がロゴからも伝わるように、ワクワクするスタイルを自分なりに研究しました。
CECとともにこのロゴも可愛がっていただけたら幸いです。これからCECで新しいイノベーションがたくさん生み出されることをお祈りしています。」
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