このたび関西大学と関西電力株式会社(以下、関西電力)は、カーボンニュートラル社会の実現に向けた包括連携協定を7月13日に締結しました。関西電力がカーボンニュートラルに関して大学と包括連携協定を結ぶ事例は本学が初となります。
【本件のポイント】
・関西電力とカーボンニュートラル社会の実現に向けた包括連携協定を締結
・関西電力が大学とカーボンニュートラルに関する連携協定を結ぶのは本学が初
・カーボンニュートラル達成に資する共同研究や人材育成を推進。SDGs講義への講師招聘も予定
本協定は、大阪・関西、日本、世界におけるカーボンニュートラル社会の実現に向けた取組みの推進や課題解決に寄与することを目的としています。今後、共同研究や人材育成など様々な分野で相互に連携し、カーボンニュートラルにかかる取組みを強化していきます。
具体的には、カーボンニュートラル達成に資する共同研究をはじめ、SDGsに関する講義への講師招聘、キャンパス・カーボンニュートラルの実現に向けた詳細計画の策定(取引先(Scope3※)を含めた温室効果ガス排出量の可視化、再生可能エネルギー導入等の方策の検討など)について、協力して進めていく予定です。
※Scope3とは、事業活動の一連の流れから発生する温室効果ガスのうち、事業者自らによる直接排出(Scope1)および他社から供給された電気、熱・蒸気に伴う間接排出(Scope2)以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)のこと。
■ 主な連携・協力事項
(1)学術・研究に関する事項
(2)人材育成・教育に関する事項
(3)研究成果等を活用した産学連携を推進する事項
(4)地域貢献に資する事項
(5)キャンパス・カーボンニュートラルの実現に資する事項
(6)その他、相互に連携協力を行うことが有益と認められる事項
(関西大学:前田 裕 学長 コメント)
本学の教員はカーボンニュートラルに関する多様な研究を行っており、そうした教育・研究を一層推進することでカーボンニュートラルの実現に取り掛かりたい。今回の連携協定が、本学のさらなる発展と持続可能な社会の実現に寄与する機会となることを願っている。
(関西電力:松村 幹雄 ソリューション本部長 コメント)
関西大学におけるカーボンニュートラル社会の実現に向けた取組みを推進するため、弊社グループ総力を挙げて貢献していきたい。具体的には、本協定を通じて、共同研究、人材育成・教育、キャンパス・カーボンニュートラル化など、関連する諸取組みの推進や課題解決に寄与していきたい。
※締結式の写真データをご入用の方は、お手数ですが kouhou@ml.kandai.jp 宛にご請求ください。
▼本件の詳細▼
関西大学プレスリリース
https://www.kansai-u.ac.jp/ja/assets/pdf/about/pr/press_release/2022/No18.pdf
▼メディア関連の方▼
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
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