ブックオフが不要になったCD・DVDのプラスチック素材を使った製品を発表 4/20~5/10「西武池袋本店ポップアップストア」にて無料配布を実施

~多摩美術大学 TUB共創プロジェクト「すてるデザイン」発。資源循環させるチャレンジを本格始動~

 ブックオフグループホールディングス株式会社(本社:神奈川県相模原市、代表取締役社長:堀内康隆、以下、ブックオフ)は、ブックオフの店舗では売り切ることが出来なかった年間約1,500トンの中古CD・DVD・ゲームソフト(以下、中古ソフト)を再資源化して、もう一度社会に戻すチャレンジを開始し、このたび、中古ソフトの再生プラスチック素材を50%使用した「デスクトレー」(2種類)の製作に成功し、社会へ実装することになりました。

 なお、この再生プラスチック素材を50%使用した「デスクトレー」を、2022年4月20日より西武池袋本店に出店するサステナブルファッション、ジュエリー、昭和レトロな家電、雑貨を展示・販売するブックオフのポップアップストアにて、来場者様に向けたノベルティとして、先着1,000名様に無料でお配りいたします。

 本取り組みは、ブックオフが参画する学校法人多摩美術大学(所在地:東京都世⽥⾕区、理事⻑:⻘柳正規、多摩美術⼤学、学⻑:建畠 晢、以下、多摩美術大学)と株式会社モノファクトリー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:中台澄之、以下、モノファクトリー)が主体となって進める、循環型社会に向けた共創プロジェクト「すてるデザイン」による取り組みです。

 この度発表するデスクトレーは、共創プロジェクト「すてるデザイン」での取り組みから生まれたもので、多摩美術大学 生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻の学生との共同研究から、製品化に至りました。
 
          2種類のデスクトレー      製品パッケージ(左) デスクトレー(右)

■取り組みの背景
 ブックオフグループでは、お客様から中古ソフトを年間2,460万枚買取しております。その中で、買取時にお値段がお付けすることが出来ず、お客様の了承に基づきリサイクル処分としてお引き取りするモノや、買取後に一定期間で販売しきれず、やむなく廃棄する中古ソフトが年間1,500トンに及びます。
 中古ソフトは複数の素材で構成されていますが、分別・破砕により、ポリカーボネート・ポリスチレン・ポリプロピレンのプラスチックとしてリサイクルすることが可能です。

 ブックオフグループで年間1,500トンも排出するこの現状を「リサイクル」の視点で捉えると、「BOOKOFF」は良質なプラスチック資材であるこれらの商材を「どこよりも多く回収しているチェーン」と言えるのではないかと考えました。その中でブックオフは、そのプラスチックを再資源化し、もう一度社会に戻すチャレンジを始めました。モノの寿命を「形を変えて延ばす」プロジェクトです。

 ここで作られるリサイクル資材を、ユーザーの皆さまの暮らしに届け、資源循環について考えるきっかけを提起するために、昨年から多摩美術大学と株式会社モノファクトリーが主体となって進めている共創プロジェクト「すてるデザイン」に参画し、循環型社会に移行させるための知見の収集や、製品開発を行ってきました。

 今後は、引き続き「すてるデザイン」において製品開発に向けた共同研究を進めるとともに、ブックオフグループとしては、年間1,500トンに及ぶ不要になった中古ソフトからプラスチック再生材を生成し、世の中へ供給する取り組みについても検討を始めます。
 
        小物置きのトレーとして       ペンやメガネ置きトレーとして


 これらを進めるにあたり課題はたくさんありますが、1つ1つクリアしながら、循環型社会の形成に貢献していくとともに、グループのミッションである「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」世界を実現させたいと考えております。

■CD・DVD・ゲームソフトの素材を50%使用した「デスクトレー」について
 このトレーには不要になった中古ソフトのディスクから再資源化されたポリカーボネート材が50%使われています。ディスクに含まれているアルミ蒸着膜を活かしたキラキラ感が再生資材としてのルーツを語ります。今後はブックオフグループ店舗での展示、販売も視野に入れながら、引き続き「すてるデザイン」での研究を進めてまいります。
       
      再資源化されたポリカーボネート材    アルミ蒸着膜を活かした
                           キラキラ感ネート材

 
      デスクトレーの使い方は自由           1個ずつパッケージ

■「西武池袋本店ポップアップストア」開催情報
出店日程:2022年4月20日(水)〜5月10日(火)
営業時間:10時~21時 ※日曜祝日のみ20時まで
出店場所:西武池袋本店7階インテリア特設会場
所在地:東京都豊島区南池袋1-28-1
*「デスクトレー」は、先着1,000名様へ無料でお配りいたします。
ホームページ:
https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/topics/page/1602591.html/index.jsp

■共創プロジェクト「すてるデザイン」について
多摩美術⼤学 TUBではオープンイノベーションの第⼀弾テーマとして、2021年5月に株式会社モノファクトリーをハブにしながら、伊藤忠リーテイルリンク株式会社、株式会社ディーエイチシー、株式会社ナカダイ、ブックオフコーポレーション株式会社、プラス株式会社と連携して、循環型社会に向けた共創プロジェクト「すてるデザイン」を立ち上げました。デザインの⼒を通じて廃棄物の発⽣抑制や、すて方⾃体を根本から変えることを⽬指している美術⼤学と協働企業によるサーキュラーエコノミーに向けた新しい取り組みです。
https://tub.tamabi.ac.jp/#suteru-design

■株式会社モノファクトリーについて
2010年、リサイクル率99%超の廃棄物処理業者である株式会社ナカダイが、廃棄物の魅力、特徴を活かした新しいモノの使い方を提案する部門として、“モノ:ファクトリー”を創設。“発想はモノから生まれる”をコンセプトに、廃棄物の新たな価値の再発見と、素材として再流通を行う“リマーケティングビジネス”として事業を拡大。2013年、そのビジネスモデルが、Good Design未来づくりデザイン特別賞を受賞し、同年に法人化。“使い方”を創造し、“捨て方”をデザインする企業として、廃棄物の削減とリサイクル化、製品回収スキーム構築やその再商品化、SDGsをはじめとする多くの環境教育やイベントの企画、運営など、循環ビジネスに関する幅広い事業を展開。
コーポレートサイト https://www.monofactory.com/

■学校法⼈ 多摩美術⼤学について
理事長:青柳正規  多摩美術大学 学長:建畠 晢
所在地:〒158-8558 東京都世田谷区上野毛3-15-34  創立:1935年
大学概要:創立以来「もの派」を牽引した関根伸夫、菅木志雄ら、またデザイン界でも三宅一生や深澤直人、佐藤可士和など世界を舞台に活躍する才能を数多く輩出。東京都世田谷区と八王子市に2つのキャンパスを持ち、絵画、彫刻、工芸、デザイン、建築、映像、演劇、舞踊、芸術学などアート、デザインから身体表現までを網羅する10学科と大学院を設置する美術系総合大学です。多摩美術大学 TUBは、2021年4月、東京ミッドタウン・デザインハブ内に、デザインやアートが持つ創造性と美意識を社会とつなぐ場として開所しました。
多摩美術大学 ウェブサイト:https://www.tamabi.ac.jp
多摩美術大学 TUBウェブサイト:https://tub.tamabi.ac.jp/

■ブックオフグループホールディングス株式会社
本  社:神奈川県相模原市南区古淵2-14-20
事業内容:書籍、パッケージメディア、アパレル等の総合リユース事業を運営する
     ブックオフコーポレーション株式会社をはじめとするグループ会社の経営管理
     及びそれに付帯する業務
代表取締役社長:堀内 康隆
上 場 市 場:東京証券取引所 プライム市場(証券コード:9278)
コーポレートサイト:https://www.bookoffgroup.co.jp/
サービスサイト  :https://www.bookoff.co.jp/
本件に関するお問合わせ先
ブックオフ広報サポート 株式会社プラップジャパン 
担当:柳澤・御園生
Email:bookoffteam@prap.co.jp
電話:070-7412₋6662 090-4671-7114

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
ブックオフグループホールディングス株式会社
ホームページ
https://www.bookoffgroup.co.jp/
代表者
堀内 康隆
資本金
10,000 万円
上場
東証プライム
所在地
〒252-0344 神奈川県相模原市南区古淵2-14-20
連絡先
0570-01-2902

検索

人気の記事

カテゴリ

アクセスランキング

  • 週間
  • 月間
  • 機能と特徴
  • Twitter
  • Facebook
  • デジタルPR研究所