国境を越え、スタートアップと大企業や投資家をクロスボーダーでマッチングするオープンイノベーションプラットフォームを構築し、スタートアップの海外事業展開を支援
デロイト トーマツ グループのデロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 斎藤祐馬、以下DTVS)は、これまで日本、台湾、インド、シンガポールにおいて各開催地でローカルで行っていたスタートアップによるピッチイベント「Morning Pitch」を、アジア域内においてクロスボーダーでマッチングすることができるオープンイノベーションプラットフォームへと発展させた「Morning Pitch Asia」の展開を開始します。
「Morning Pitch」 は、スタートアップと大企業や投資家との事業提携を生み出すことを目的としたピッチイベントです。2013年にDTVSが東京で運営を開始し、毎週5社のスタートアップが大企業・ベンチャーキャピタルなどのオーディエンス約200~300名に対しピッチを行っています。日本では、これまで累計1,900社超のスタートアップが登壇し、約55社が登壇後に新規株式公開を果たしています(上場承認も含む)。2017年からは日本以外に、シンガポール、インド、台湾と開催地を拡げ、アジア圏でのスタートアップと大企業との協業や多くの資金調達の機会を生んできました。
コロナ禍で継続的に渡航制限が行われ海外におけるビジネスが制限される一方で、ポストコロナを見据えた新たな事業や成長市場の開拓意欲は高まっています。「Morning Pitch Asia」では、各開催地の会場で行うピッチイベントの内容をリアルタイムで日本、シンガポール、インド、台湾の大企業や投資家にオンライン配信します。オーディエンスは、渡航せずとも各地にいながら海外の優良スタートアップのピッチを聞くことができ、国境という枠を越えてクロスボーダーでマッチングが可能になります。3月25日のシンガポールのスタートアップによるイベントを皮切りに、月に2、3回程度の頻度で開催を予定しており、各回の参加者はオンライン、オフライン合わせて250人を見込んでいます。日本のスタートアップ向けの開催は5月を予定しています。今後DTVSは、デロイトのグローバルのネットワークと連携し、Morning Pitch Asiaの開催地を増やしていく予定で、日本だけにとどまらずアジア全体のイノベーションエコシステムの発展へ貢献していきます。
【Morning Pitch Asiaイメージ】
- ピッチイベントの開催情報は、各地の大企業や投資家へ随時案内
- 開催地でピッチイベントを実施し、その様子を事前申し込みをした国内外のオーディエンスにオンラインでライブ配信
- イベント実施中および実施後にオーディエンスからのマッチング希望を聞き、必要に応じて個別フォローを実施
■今後の開催予定
最新情報は随時WEBサイトに掲載します。
https://asia.morningpitch.com/(事前申込制、参加費無料)
*日本で毎週木曜日7時から開催しているMoring Pitchは今後も継続して開催いたします。