23歳以下の青年技能者たちが技能を競う「第59回技能五輪全国大会」(主催:中央職業能力開発協会)の造園職種において田子雅也さん(建設学科1年)が金賞を受賞しました。建築大工職種では松村拓夢さん(建設学科1年)が銀賞を受賞しました。ものつくり大学(埼玉県行田市)では、2003年から同大会に埼玉県代表として参加し、昨年の左官職種(島本裕美子さん)に続く2年連続金賞を獲得しました。
技能五輪全国大会は、特定の技能を身につけた満23歳以下(一部競技を除く)の青年技能者による、技能レベル日本一を競う大会です。 国内の青年技能者の技能レベルを競うことにより、青年技能者に努力目標を与えるとともに、技能に身近に触れる機会を提供するなど、広く国民一般に対して、技能の重要性、必要性をアピールすることにより、技能尊重気運の醸成を図ることを目的として、1963年(昭38年)から毎年開催されています。コロナウイルスの影響により2020年に続き無観客での開催となりましたが、12月17日~12月20日の4日間、東京ビッグサイト、木場公園等に全国から家具、タイル張りなど全42職種合計1,028名が参加し、熱戦を繰り広げました。
ものつくり大学建設学科から5職種13名の学生が出場しました(建築大工職種6名、家具職種3名、左官職種2名、造園職種1名、タイル張り職種1名)。うち、造園職種において田子雅也さん(建設学科1年)が金賞を受賞、建築大工職種では松村拓夢さん(建設学科1年)が銀賞を受賞しました。また、左官職種においては、建設学科3年の石村祐斗さんが、一般社団法人日本左官業組合連合会より、左官職種競技委員敢闘賞をいただきました。同全国大会における本学の金賞獲得は通算7回目、2大会連続(2020年左官職種金賞 島本裕美子さん)になります。
今後もさらなる技術力の強化・向上ならびに優秀な技術者の育成を図り、社会に多くのテクノロジストを輩出していきたいと考えています。
<受賞者コメント>
・田子雅也さん(造園職種 金賞)
「今回は金賞を受賞できて本当に良かったです。次は2023年のリオン大会に向けて頑張りたいと思います。渡邉先生、山崎先生をはじめ、高校時代の顧問、先輩、バイト先の社長さんなどお世話になった方々、本当にありがとうございました」
・松村拓夢さん(建築大工職種 銀賞)
「練習でやっていた事と同じように本番に取り組むことができた結果、入賞することができたと感じます。来年も出場したいと考えています。その時は今回よりも自分の中で納得のいく作品が作れればいいと思います」
(参考)Tokyo技能五輪・アビリンピック2021
https://www.tokyo-ginou-2021.jp/
(参考)ものつくり大学
https://www.iot.ac.jp/news_all/20211220/
▼本件に関する問い合わせ先
ものつくり大学 広報地域交流係
TEL:048-564-3906
メール:koho@iot.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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