館内すべてのチンアナゴへのあだ名づけや
梶裕貴さんが「チンアナゴ」を多彩な声色で連呼するスペシャル動画も話題に
すみだ水族館は、11月11日(木)の「チンアナゴの日」にオンラインでも館内でもみんなで1日中盛り上がることができる「チンアナゴの日2021」を開催しました。今年のチンアナゴの日は、テーマを「おはようから寝落ちまで、チンアナゴと絡まる1111分」とし、午前5時29分の「開会宣言」のTwitter投稿から、午後10時から午前0時まで配信した「チンアナゴとねむリウム」まで、チンアナゴを愛し、支えてくださるファンの皆様と一体になり、盛り上がる一日となりました。
推定4,100名がチンアナゴと寝落ち!「チンアナゴとねむリウム」
「チンアナゴとねむリウム」11時11分頃の様子
「チンアナゴの日」のフィナーレでは、オンラインで水族館の新しい楽しみ方を提供するコンテンツとして、睡眠導入ライブ中継「チンアナゴとねむリウム」を開催。「ねむリウム」は、館内の夜のいきもののようすをライブ配信で見ながら眠りにつくイベントで、当日午後10時から開始し、4,100名もの方が視聴チケットを購入いただき、お楽しみいただきました。配信中は、砂から顔を出し、ゆらゆらと揺れたり、チャーミングな動きをするチンアナゴたちをゆったり眺めながら、11月11日の午後11時11分には、4匹ならぶチンアナゴの映像とともに、参加者全員でチンアナゴの日を祝いました。また、飼育スタッフが「チンアナゴとニシキアナゴに模様以外の違いはありますか?」などの質問に答えたり、チンアナゴ愛あふれるトークを小声で展開し、(おそらく)参加者のみなさんの寝落ちを誘い、「チンアナゴの日」を締めくくりました。
館内すべてのチンアナゴ約300匹へのあだ名づけ達成!1匹1匹個性あふれるあだ名に
今回館内企画では、「チンアナゴあだ名チャレンジ」を実施。チンアナゴたちに“1日限定”のあだ名をつけていただく「あだ名をつけよう!」で館内に集まったお客さまはチンアナゴ水槽をじっくり見てお気に入りのチンアナゴを選び、体の模様や色の特徴などからこの日限定のあだ名をつけ、水槽にみたてた館内の大型パネルにあだ名を記入したシールを貼っていただきました。中には「ハートの模様がある」という理由であだ名がつけられた「ラブリー」や、黒目が大きいのが特徴の「目黒さん」、他の子よりも比較的体が太い「ごんぶと」等、館内だけでなくTwitter上でも1匹1匹個性を見分けた上であだ名を付けていただき、
館内すべてのチンアナゴ約300匹に1日限定のあだ名がつけられました!
チンアナゴを観察するお客さま
パネルにシールを貼るお客さま
あだ名を記入するシール
また、来館いただいたお客さまに、飼育スタッフがあだ名をつけた11 匹のチンアナゴ(選抜メンバー)を探していただく、「11匹をさがそう!」も、大変盛り上がり、多くのお客さまが水槽の多くのチンアナゴの中から、選抜メンバーを探し出し、景品であるオリジナルステッカーを獲得されました。特に、星型の模様を持つ「スター」や8の字型の模様を持つ「エイト」はわかりやすかったようで、見つけたお客さまからは「思っていたよりずっとはっきりわかる!今まではみんな一緒だと思っていました」と驚きの声があがりました。チンアナゴの個体ごとの移動頻度などの調査をきっかけに、飼育スタッフのチンアナゴに対する愛情も加わって実施することができた「あだ名づけ」は、来館したお客さまに「チンアナゴってこんなに1匹1匹違うんだ!」ということを改めて知っていただくイベントになりました。
チンアナゴの赤ちゃんも登場!「チンアナゴ発表会」
飼育スタッフが来館したお客さまに向けてチンアナゴの生態や特徴について、日頃の飼育業務で得た知見もふまえて解説しました。この日に向けて調査を行ってきたチンアナゴの巣穴の移動の研究成果や、当館で取り組んでいる チンアナゴの赤ちゃんの飼育状況についても発表され、実際にチンアナゴの 赤ちゃんの水槽も公開。集まったお客さまには大変熱心に聴講いただきました。発表会の様子は、すみだ水族館公式youtubeで後日公開を予定しています。
チンアナゴ発表会の様子
まさに“チン”キャスト!?声優・梶裕貴さんが様々な声色を披露したスペシャル映像も公開に
スペシャル映像イメージ
「チンアナゴの日」当日には、「チンアナゴあだ名チャレンジ」のスペシャル映像も公開。事前に公開されていた予告動画では出演者がシークレットとなっていましたが、スペシャル映像本編の 公開と共に、キャラクターボイスが人気声優の梶裕貴さんである ことが発表されました。じっくりと見ると、さまざまな動きや豊かな表情を持つ、個性豊かなチンアナゴたち。本動画では、チンアナゴの行動にあわせて、梶さんがさまざまな声色を披露しています。
ケンカ中のチンアナゴには威勢のよい声、体を揺らすチンアナゴにはひょうきんな声、巣穴に戻っていくチンアナゴにはダンディな声など、梶さんの類まれなる才能がいかんなく発揮されています!
動画URL:
https://www.youtube.com/watch?v=x22KsYVBypU
今年の「チンアナゴの日2021」も来館いただいたお客様には大いに楽しんでいただきました。さらに、SNS上でも「#チンアナゴしか勝たん」や「チンアナゴとねむリウム」に参加いただいた方からは「ゆらゆらに耐えられず寝落ちしてしまった、、チンアナゴ恐るべし」等のコメントもいただき、
チンアナゴファンの皆様にとって、まさにおはようから寝落ちまで、チンアナゴと“絡まった”一日となりました。
■梶裕貴さんプロフィール
2004年に声優デビュー。「進撃の巨人」のエレン・イェーガー役をはじめ、「僕のヒーローアカデミア」の轟焦凍役、「ワールドトリガー」の三雲修、「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」のヒュンケル役、「王様ランキング」のダイダ役、など、話題作のキャラクターを数多く演じる。
2013年度には史上初の2年連続で声優アワード主演男優賞を受賞。2018年 5月に著書『いつかすべてが君の力になる』を出版し、累計7万部のヒットを記録。TVドラマで主演を演じるなどの実写出演のほか、プラネタリウムのプロデュースやアパレルブランド「en.365°エンサンビャクロクジュウゴド」を展開するなど、活躍の場を広げている。その声に、人間の脳と心に癒しの効果を与えるという「1/fゆらぎ」の響きを持つ。