学校法人追手門学院(大阪市中央区、理事長:川原俊明)はこのたび、運営する追手門学院大学の特設サイト「OTEMON VIEW」に、「セルフコンパッションは、就活『お祈りメール』にくじけない心の処方せん」と題する記事を掲載した。就職活動で一度は受け取る「お祈りメール」と呼ばれる不採用通知。「お祈りメール」にめげず、再び就活に向かっていくためのヒントに、「自分への思いやり」を意味する「セルフコンパッション」という考え方がある。今回の記事では、社会心理学を専門とする宮川裕基講師(心理学部)が、就活でのセルフケアのコツについて解説する。
大半の大学生や大学院生が社会に出るにあたって経験する、就活こと就職活動。業界・業種を絞りながら志望の方向性を定め、エントリーを経て最終的に就職先を決定するのが一般的な過程となる。
その際に経験するのが、いわゆる「お祈りメール」と呼ばれる不採用通知の数々。「お祈りメール」が続くと精神的なダメージも大きくなり、学生から「社会に必要とされていないように思えてくる」「面接に行くのに腰が引けてしまう」といった声を聞くことも少なくない。
「自分が選ぶものだけど相手からも選ばれるもの」という、努力だけではどうにもならないことがある点においては、恋愛と同じとも言われる就活。不採用通知にめげず再び立ち向かっていくための、自身への「応援歌」のようなものはないだろうか。そのヒントになりそうな概念に、「自分への思いやり」を意味し、近年、注目を集めているセルフコンパッションという考え方がある。
今回の記事では、セルフコンパッションと就活の関係性を明らかにし、「自分への思いやりを大事にして、不採用の荒波を乗り切ろう!」とメッセージを送る、社会心理学が専門の宮川裕基講師(心理学部)が、就活でのセルフケアのコツについて解説する。
■セルフコンパッションとは、「自分への思いやり」
○セルフコンパッションという考え方と3つの要素
○セルフケアが大事にされる時代だからこそ注目
○セルフコンパッションは身に付けることのできるスキル
■不採用時にセルフコンパッションが果たす役割
○不採用通知が社会的ひきこもりを招く一因にも?
○セルフコンパッションが高いと不採用にくじけない?
○研究でみえたセルフコンパッションの有用性とは
■セルフコンパッションを高めるには
○セルフコンパッション反応尺度を測定しよう!
○セルフコンパッションを高めるトレーニング法紹介
○就活に限らず困難に直面した時に活用できるスキル
※記事本文は下記URLを参照。
https://newsmedia.otemon.ac.jp/2106/
●「OTEMON VIEW」
「ニュースの面白さは、見方次第。」をコンセプトに、日々移り変わる世の中の出来事を同大の教員らが教育・研究成果などの専門的知見に基づいて読み解いた記事を掲載。開設当初は教員らによるオリジナル記事と他メディアに掲載された関連記事の2つで構成されていたが、現在はオリジナル記事のみを配信している。
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