~エシカル消費とお客様ニーズに応える量り売りを90cm幅の棚で提供~
株式会社寺岡精工(本社:東京都大田区/代表取締役社長 山本宏輔)は、株式会社ローソン(本社:東京都品川区/代表取締役社長 竹増貞信、以下「ローソン」)が展開するナチュラルローソン都内5店舗へ、セルフ量り売り棚システム「All-in-One Rack」を全国で初めて納入いたします。新たに商品ラインアップに食品を加え、7月8日(木)より1店舗、その後順次4店舗でも稼働が開始されます。
昨今、環境意識の高まりにより、必要な量だけ購入し食品ロスを抑制する量り売りが脚光を浴びています。寺岡精工は、独自に開発したソリューションにより、計量値付時の商品選び間違い等を防止するなど、消費者が簡単に購入できるセルフ量り売り棚システム「All-in-One Rack」を2021年6月より販売を開始してまいりました。
ナチュラルローソンでは、消費者のエコ意識の高まりを背景に、必要な物を必要な分だけ購入する量り売りがプラスチックの削減となることに着目し、エシカル消費とお客様ニーズに応える新しい買い方として、2020年8月より当社製セルフサービススケール「SM-6000」を導入した量り売りの実験運用が行われてきました。この間、量り売りスタイルが多くの消費者からの支持を得たことが実証され、今回「All-in-One Rack」を用いて、従来販売されていたエコストアの衣類用洗剤2種、「LEAF&BOTANICS」シリーズの液体石鹼類4種に加え、食品の取り扱いを開始。新たにナッツや国産果物のドライフルーツなど8品目を加えた、計14品目に拡大します。(※)
(※)東京都内の5店舗のみ14品目を販売。その他5店舗では、食品以外の8品目が販売されます。
▲ナチュラルローソンに設置されるセルフ量り売り棚システム「All-in-One Rack」(イメージ)
複数アイテムのセルフ量り売りでは、計量時の商品選択を容易にすることが重要です。「All-in-One Rack」は、商品什器の開閉部や液体ポンプに取りつけたモーションセンサー「e.Sense」が購入動作を感知し、「SM-6000」に選択した商品情報を送信。画面上に購入商品を表示することで、複雑な操作や商品の選び間違いがなく、簡単に購入できます。すべての機能が一体となった棚はコンパクトな設置面積で済み、限られたスペースでも充実した商品陳列が可能です。
<導入店舗>
稼働日:2021年7月8日(木)
店舗名:ナチュラルローソン 城山トラストタワー店
稼働日:2021年7月9日(金)以降、順次
店舗名:ナチュラルローソン 高輪台駅前店/SOCOLA武蔵小金井クロス店/東品川4丁目店/シティコート目黒店
寺岡精工は、現在も量り売り用スケールの開発、ソリューションの提供を通じて、生活の身近なところで量り売りでの購入の機会を増やし、消費者のエコ意識の向上を促進してまいります。また、当社の技術開発によって創出されるソリューション・製品が社会・環境への高い貢献となることを認識し、今後も持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んでまいります。
■製品名: セルフ量り売り棚システム「All-in-One Rack」(900mm幅仕様)
外形寸法: 900mm (W) x 500mm (D) x 2100mm (H)