商品の自動呼出しで、バックルームでの食品表示ラベルの貼り間違いを防止
2/18~20「スーパーマーケット・トレードショー2026」で初披露
株式会社寺岡精工(本社:東京都大田区/代表取締役社長 山本宏輔)は、計量値付機「DPSシリーズ」(DPS-5600Ⅱ、DPS-560Ⅱ)の新たな付加機能であるAI画像認識一体型システム「Itemiq」を搭載した「DPS-560Ⅱ」を、株式会社ヤオコー(本社:埼玉県川越市/代表取締役社長 川野澄人)の運営するスーパーマーケット「ヤオコー西大宮店」惣菜・寿司部門へ納入しました。
本製品は2026年3月より販売開始を予定しています。また、2月18日(水)~20日(金)に幕張メッセで行われる「スーパーマーケット・トレードショー2026」で初披露します。(寺岡精工ブース:8ホール【8-402】)
「Itemiq」を搭載した計量値付機「DPS-560Ⅱ」
■経験値に頼らず貼り間違いのリスクを防止する新システム
スーパーマーケットなどの小売店内で製造・加工される食品は、食品表示法に基づき、原材料や添加物、原産地、アレルゲンや消費期限などの食品表示が義務付けられています。小売店にとっては、食品表示ラベルの貼り間違いによる食品事故が重大なリスクとなる一方で、人手不足や外国人従業員の増加などの背景から、従来の人手に頼ったラベル発行・管理に課題がありました。
AI画像認識一体型システム「Itemiq」は、食品表示ラベルの発行時に、TERAOKAの計量値付機「DPSシリーズ」に搭載したカメラで商品をスキャンし、AIを使った画像認識技術により解析、該当する商品の品番を自動で呼び出されるシステムです。作業者が計量部に商品を置くだけで、画面上に候補となる商品が表示されるため、商品に精通していない従業員でも安心してラベル発行業務に従事することができます。
■ヤオコー 惣菜・寿司部門における実証実験の成果
ヤオコーは、業界内でも先進的にデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、2025年からAI画像スキャンを活用したラベル発行のオペレーションに着手されました。
本製品が導入されるヤオコー西大宮店では、2025年11月から2026年1月にかけて、惣菜部門(約150商品)・寿司部門(約60商品)を対象に実証実験を行いました。従来の設置スペースのまま、従来の値付け工程とほぼ変わらないオペレーションで安全性を高められることや、AIにより呼び出される商品の正確性などが評価され、この度正式導入が決定しました。
■複数の誤貼付防止機能を提供
計量値付機「DPSシリーズ」には、値付けミス防止の機能が充実しています。これらと「Itemiq」を併用することで、より安心安全な運用を目指すことができます。
<機能の一例>
・ラベル発行前確認機能
商品名や消費期限など特定の項目について、ラベル発行前に画面上でのタッチ確認をさせる機能。
・商品イメージ確認機能
画面上で表示される商品写真をタッチ確認させる機能。盛付やラベル位置も確認できる。
・音声読み上げスピーカー
品番を呼び出すとPLUの内容を音声読み上げする機能。作業者および周囲の製造者への確認を促す。
「ラベル発行前確認機能」の画面イメージ
(確認項目がオレンジになっている)