アプリおよびゲーム開発者向けのプラットフォーム大手であるironSourceは、Thoma Bravo Advantageとの合併を完了

合併会社の株式は2021年6月29日、ニューヨーク証券取引所においてティッカーシンボル「IS」で取引開始




アプリエコノミーのためのビジネスプラットフォーム大手であるironSourceと特別買収目的会社(SPAC:Special Purpose Acquisition Company)であるThoma Bravo Advantage(NYSE: TBA)は、2021年6月28日(米国東部時間)、両社の合併を完了したことを発表しました。ironSourceは2021年6月29日(米国東部時間)よりニューヨーク証券取引所(NYSE)において、ティッカーシンボル(銘柄コード)「IS」で取引することが承認されました。これに先立ち、Thoma Bravo Advantageの株主は2021年6月22日の臨時株主総会において、本件取引を承認しています。

今回の取引には、PIPE(Private Investment in Public Equity、上場企業による私募増資)の超過分13億ドルおよびThoma Bravo Advantageの信託勘定(自らの固有財産などと分別管理している、顧客から預かった現金や有価証券、不動産などの財産)からの資金を含めて、21.5億ドルの現金の調達が含まれます。合併の完了に伴い、ironSourceは取引費用の支払いの後、約6.6億ドルの現金を受け取り、これを成長資金としてマーケットリーダーシップをさらに強固にしていくことになります。

ironSourceの最高経営責任者(CEO)兼共同創業者のTomer Bar Zeevおよび、創業者率いるironSourceの経営チームは引き続き、合併会社の指揮を執ります。Thoma Bravo Advantageの取締役会議長でThoma Bravo, L.P.の創業者兼マネージングパートナーであるOrlando Bravoは本合併の完了日付よりironSourceの取締役会に加わります。

ironSourceの最高経営責任者(CEO)兼共同創業者であるTomer Bar Zeevは次のように述べています。「本日は、アプリおよびゲーム開発者向けの主要なプラットフォームであるironSourceにとって重要なステップを踏み出した日です。公開市場に参入し、当社の製品プラットフォームを進化させ続け、会社とアプリエコノミーの成長を推進していけることを嬉しく思います。私たちは今回のマイルストーン達成を通じて、当社のプラットフォームの強みが証明されたことを誇りに思い、上場企業としての今後に大いに期待感を高めています。この重要な転機をもたらすために懸命な努力を重ねたironSourceチームに感謝するとともに、パートナーのThoma Bravo Advantageの素晴らしいサポートに改めて感謝したいと思います。」



■アドバイザーについて

Goldman Sachs & Co. LLC、Jefferies LLCおよびCitigroup Global Markets Inc.がironSourceの財務アドバイザーおよびPIPEの募集代理人を務め、Latham & Watkins LLPおよびMeitar Law Officesが、ironSourceの法務アドバイザーを務めます。また、Kirkland & Ellis LLP、Goldfarb Seligman & Co.、Cadwalader, Wickersham & Taft LLPがThoma Bravo Advantageの法務アドバイザーを務めます。

■ironSourceについて

ironSource(アイロンソース)はモバイルアプリプラットフォームをモバイルコンテンツ制作者に提供し、アプリ事業での成功を支援しています。

アプリデベロッパーは、ironSourceのプラットフォーム上で提供する様々なソフトウェアを利用し、ユーザーの規模拡大やエンゲージメントの向上、コンテンツのマネタイズ、ビジネスパフォーマンスの分析と最適化を行うことが可能です。それにより、開発したアプリをスケーラブルなビジネスへと導き、さらなる成長を促進しています。また電気通信事業者に向けて、デバイス上で高いユーザーエンゲージメントを導くソリューションを提供しています。ユーザーに関連するアプリやレコメンドに基づいたサービスを組み込むことで、デバイスのライフサイクルを通じて、ユーザーにより豊かなデバイス体験をもたらすことができます。

アプリ事業において包括的なビジネスプラットフォームを提供することで、ironSourceの顧客、つまりアプリデベロッパーは優れたアプリやユーザー体験の提供に専念することができる一方、アプリ事業におけるビジネスの側面はironSourceがお手伝いします。詳しくはhttp://www.is.com/ まで。

■Thoma Bravo Advantageについて

Thoma Bravo Advantage(トーマ・ブラボー・アドバンテージ)は、1つまたは複数の企業または事業体との合併、株式交換、資産取得、株式購入、組織再編、または同種の企業の合併を行うことを目的として、ケイマン諸島の特例会社として設立されたブランクチェック会社(白紙小切手会社。買収のための資金調達を目的とする会社で、特別買収目的会社(SPAC)を含む)です。同社のクラスAの普通株式は、ティッカーシンボル(銘柄コード)「TBA」でニューヨーク証券取引所に上場されています。Thoma Bravo Advantageはソフトウェアおよびテクノロジーに対応したソフトウェア・サービス分野に特化した大手プライベートエクイティ会社Thoma Bravoに所属する個人によって形成されたThoma Bravo Advantage Sponsor LLCの資金提供を受けています。Thoma Bravo Advantageはソフトウェア業界における企業買収の実行を目的として設立されました。


■将来の見通しに関する記述

本リリースには、Thoma Bravo Advantage(以下、「TBA」という)とironSource Ltd.(以下、「ironSource」という)との企業合併に関して、連邦証券法が規定する、将来の見通しに関する記述が含まれています。本リリースに記載されたironSource、TBAまたは合併会社の将来の財務ポジション、事業戦略および計画、将来の事業のための経営目標を含め、歴史的事実以外のすべての記述は将来の見通しに関する記述です。これらの将来の見通しに関する記述は、「かも知れない」「するだろう」「すべきである」「期待する」「予定する」「予測する」「できるかもしれない」「意図する」「目指す」「推定する」「予期する」「信じる」「見積もる」「確信する」「予知する」「可能性がある」「継続する」等の言葉、またはこれらを否定することばもしくは類似する表現によって特定できる場合があります。将来の見通しに関する記述には、以下が含まれますが、この限りではありません。ironSourceおよびTBAの将来または合併会社の事業の見通し、生産性、将来の経営改善や資本投資の計画と目標、業績、将来の市場の状況または経済的業績、資本や信用市場における展開、予測される将来の財務業績に対するironSourceまたはTBAの期待、ならびに統合会社の将来の業績の可能性や想定に関するあらゆる情報。将来の見通しに関する記述には、提案されたironSourceとTBAの間の取引により期待される利益に関する記述も含まれます。

これらの将来の見通しに関する記述には多数のリスクや不確実性および仮定を含んでおり、実際の結果やできごとがこれらの予測もしくは記述において示唆された内容と大きく異なる可能性があります。こうした差異を生じる可能性のある重要な要因としては次のようなものがありますが、これらに限るものではありません。(i) 取引がironSourceの事業関係、業績およびビジネス全般に与える影響、(ii) 取引がironSourceの現行の計画を混乱させ、取引の結果としてironSourceの従業員の引き留めが困難になる可能性、(iii) 買収合意または取引に関連する法的手続きの結果、ironSourceもしくはTBAに対して訴訟が起こされる可能性、(iv) ironSourceが事業を行う業界の競争力の変化や競合他社の業績の変動、ironSourceの事業に影響を与える法規制の変更、合併会社の資本構造の変化など、さまざまな要因による合併会社の株価の変動、(v) 取引完了後の事業計画や予測を実行する能力、および新たな事業機会を特定し実現する能力、(vi) ironSourceの市場が急速に変化し、衰退もしくは成長が限定的になる可能性、(vii) ironSourceのプラットフォームをサポートするオペレーティングシステムプロバイダーおよびアプリストアへの依存、(viii) 事業活動を行う市場において、ironSourceが効果的に競争力を持つ能力、(ix) ironSourceのさまざまな理由で四半期決算が変動する可能性、(x) ironSourceのブランドの維持および強化の失敗、(xi) 既存顧客との関係を維持・拡大し、新規顧客を獲得するironSourceの能力への依存、(xii) 年間10万ドル以上の売上に貢献するironSourceの顧客への依存、(xiii) 現在および将来の潜在的成長を効率的に実現していくことのできるironSourceの能力、(xiv)アプリエコノミーの継続的な成長、スマートフォンやタブレットなどのコネクテッドデバイスの利用増加へのironSourceの依存、(xv) ironSourceのゲーミングおよびモバイルアプリエコシステムの成功への依存とゲーミング業界全般に関連したリスク、(xvi) プラットフォームでの不正を検知するironSourceおよびironSourceの競合会社の能力、(xvii) ironSourceまたはironSourceの外部サービスプロバイダーのデータに対するセキュリティ侵害または不正アクセスを防止できないこと、(xviii) 各国法規に従ってironSourceの事業のグローバル展開を行う上で、多くの国で依然として関連法規が整備されておらず、開発中であること、(xix)プライバシーやデータ保護、データセキュリティ、子供の保護等の関連法規や契約上の義務、業界標準の急速な変革と厳格化、(xx) COVID-19のパンデミックを始めとする公衆衛生上のエピデミックの影響。

将来の見通しに関する記述は現在の考えを反映し、将来の見通しに関する記述がなされた日付の時点で入手可能な情報に基づいているものであり、ironSourceおよびTBAは、将来の見通しに関する記述に過度の信頼を置くべきではないと注意を促しています。本リリースに記載された将来の見通しに関する記述は、本リリースの日付の時点で表明されたものであり、ironSourceとTBAのいずれも、将来の出来事や状況の変化または信念の変化があった場合にも変更の義務を負いません。将来の見通しに関する記述が更新された場合でも、ironSourceもしくはTBAがその記述や関連事項、またはその他の将来の見通しに関する記述について、追加の更新を行うことを推測すべきではありません。重大なリスク要因を含め、実際の結果が将来の見通しと大きく異なる原因になり得る訂正や修正、その他の重要な前提条件や要因は、ironSourceがSEC(米証券取引委員会)に提出する書面に記載されます。これらの提出書類は必要に応じて、SECのインターネットサイト(https://www.sec.gov/ )でアクセスでき、これらを確認することが推奨されます。

市場規模や技術導入率に関する記述を含め、本リリースで使用されている市場やランキング、業界データは、ironSource社の経営陣の誠意ある予測に基づいており、これらは、社内調査およびAltman Solon、App Anni、AppsFlyer、Apptopia、eMarketer、Newzoo、Omdia、Sensor Towerその他の外部調査機関や一般に公開されている情報を含め、独立機関による調査および発行物のironSourceの経営陣の検討に基づくものです。これらのデータにはいくつかの仮定や制限が含まれており、そのような推定値を過度に信用しないよう注意が必要です。ironSourceは本リリースで示した業界データに関していかなる虚偽記載も認識していないものの、その推定値にはリスクや不確実性が含まれており、上述の内容を含めたさまざまな要因によって変更される可能性があります。


※本原稿は、2021年6月28日(米国東部時間)に発表されたironSource Ltd.プレスリリースの原稿を抄訳したものです。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。
https://www.prnewswire.com/news-releases/ironsource-a-leading-business-platform-for-the-app-economy-successfully-closes-its-business-combination-with-thoma-bravo-advantage-301321265.html

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組織名
ironSource Japan合同会社
ホームページ
https://www.is.com/ja/

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