恵泉女学園大学が2021年度も現地派遣を伴う協定留学を実施 -- 4名の学生が韓国の協定校に留学中



恵泉女学園大学(東京都多摩市)では、偏見や先入観に縛られない、しなやかな知性を育てるため、海外へ出て異文化と出会う機会を提供している。昨年度はコロナ禍の中、4名が留学を継続し、年度末に無事に帰国。今年度も同大は各協定校と連携を図り、現地情勢や日本政府の判断を含めて学生の派遣を決定。韓国の協定校に4名を派遣している。




 恵泉女学園大学では創立以来、「聖書」「国際」「園芸」の3つを教育の礎としてカリキュラムに反映しており、とりわけ「国際」においては、多彩な国際交流プログラムを提供。その一つとして、半年から1年間程度、アメリカ、イギリス、アイルランド、韓国、中国、台湾、タイの協定校に留学できる機会を設けている。

 2020年度は、新型コロナウイルス感染症の世界的なパンデミックにより、渡航ができなかった学生や、渡航後すぐに現地がロックダウン(都市封鎖)となり急きょ帰国をせざるを得なかった学生もいた。
 春学期から各協定校への留学を予定していた学生は全員で16名いたが、韓国および台湾へ留学をした4名は、それぞれの意思確認を行い、保証人の理解も得られたために留学を継続。小規模大学の強みを生かし、日々コロナウイルス感染症による現地の状況が変わっていく中で、教職員が学生一人ひとりを丁寧にバックアップ。学生自身も留学中は自己管理に努め、大きな問題もなく無事に2020年度末までの留学期間を終えて、元気に帰国した。
 このことは学生自身にとっては貴重な経験となり、大学にとってはコロナ禍における明るい話題のひとつとなった。

 こうした実績を踏まえ、同大では従来通りに各国協定校と綿密な連携を図り、現地情勢や日本政府の判断を含めて総合的に判断。今年度も限定的ながら韓国の協定校に学生を派遣することを決定し、春学期から4名の学生が留学生活を送っている。

(参考:恵泉女学園大学公式サイト内関連ページ)
・国際交流いろいろ日記
 https://www.keisen.ac.jp/blog/abroad/index_2.html
・国際交流
 https://www.keisen.ac.jp/international/

(関連記事)
・恵泉女学園大学 THE世界大学ランキング日本版2021「国際性」分野でランク更新 -- 首都圏女子大では5年連続1位(2021.04.15)
 https://www.u-presscenter.jp/article/post-45753.html


▼本件に関する問い合わせ先
恵泉女学園大学 教務課
住所:206-8586 多摩市南野2-10-1
TEL:042-376-8214
FAX:042-376-8218
メール:kyoumuka@keisen.ac.jp


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