産公学でイノベーションを生み出すまちづくりプロジェクト 「横浜をつなげる30人」最終発表会を実施します
横浜市立大学国際商学部の芦澤美智子准教授※1と吉永崇史准教授※2は、産公学連携で新たなイノベーションを生み出すことを目指し立ち上げた「横浜をつなげる30人」の6か月間のプロジェクトを終え、これまで検討してきた企画提案の、最終発表会を実施します。
「横浜をつなげる30人」は、横浜に関係する様々なセクター(大企業・地元中小企業・ベンチャー企業・NPO・大学・市民・行政など)から一般公募により若手メンバーが集って実施される、対話型・継続型・実践型のまちづくりプロジェクトです。6か月間のプロジェクトを通じて、オープンイノベーションを実現し、横浜をより良い街にするための提案を検討してきました。
なお、この取り組みは、横浜市立大学の教員地域貢献活動支援事業※3の一環として開始されたプロジェクトで、「イノベーション都市・横浜」※4を推進する横浜市経済局の協力により実施しました。
最終発表会概要
■開催日時 2021年6月18日(金)15:30~18:00
■開催場所 京セライノベーションスクエア(オーシャンゲート6 階)
※感染対策を実施し、開催します(オンライン配信あり)
■実施内容 各チームによる企画発表(予定)
15:40-16:00 多⽂化協働 16:00-16:20 ヨコハマランド
16:20-16:40 ANIHEXASITY 16:50-17:10 横浜電波組
17:10-17:30 ミライスト
【これまでの活動実績】
第1回令和2年10月28日(水)13:00~18:00オリエンテーション・課題の共有
第2回令和2年11月11日(水)13:00~18:00問いの設定・ブレーンストーミング
第3回令和2年12月23日(水)13:00~18:00チーム組成・呼び込む関係者の選定
第4回令和3年1月18日(月)~22日(金)チーム毎のオープンセッションの開催
第5回令和3年2月10日(水)13:00~18:00オープンセッションの振り返りと企画構想
第6回令和3年3月24日(水)13:00~18:00関係者へ向けた企画発表会
※1 芦澤 美智子
横浜市立大学国際商学部/国際マネジメント研究科国際マネジメント専攻准教授。博士(経営学)。
1996年より公認会計士として会計監査、M&A財務監査等に従事した後、MBAを取得。その後、産業再生機構とアドバンテッジ・パートナーズにおいて企業再生に携わる。それらの経験を踏まえて、企業再生や企業変革ついて研究を行う。2013年の横浜市立大学着任後は、地域に関わりながら、地域(コミュニティ)の変革について研究を進めている。スタートアップ・エコシステム形成の学会発表・講演等多数。
2014年M&Aフォーラム賞受賞。上場企業社外取締役やM&A第三者委員、横浜市の各種委員等も務める。
※2 吉永 崇史
横浜市立大学国際商学部/国際マネジメント研究科国際マネジメント専攻准教授。博士(知識科学)。1998年より(旧)三井信託銀行に勤務。その後、北陸先端科学技術大学院大学、富山大学を経て、2013年に横浜市立大学に着任。経営組織論、ダイバーシティ・マネジメント、ナレッジ・マネジメントを中心に、多様性を活かして知識創造を志向する経営組織と、組織活性化のための効果的なコミュニケーションについての研究・教育活動を実施。
これまでに、文部科学省高等教育局障がいのある学生の修学支援に関する検討会委員、横浜市男女共同参画審議会委員等も務める。
※3 教員地域貢献活動支援事業
横浜市立大学の教員の専門性や大学が持つ「知」のリソースを活かしながら、自治体・企業等から提案される地域課題を、調査・研究・社会実験等の活動を通じて協働で解決する事業。
※4 「イノベーション都市・横浜」
横浜での”クロスオーバー”からイノベーション創出を目指して、横浜市は2019年1月に、研究者・技術者、起業家、学生などの人材が組織を超えてネットワークを広げ、新たなイノベーションを横浜から創出していく「イノベーション都市・横浜」宣言を行った。同年10月には、スタートアップ企業成長支援拠点「YOXO(よくぞ) BOX」を関内に設置。これまでに、みなとみらい21地区の研究開発拠点をはじめ、様々な民間企業や、大学によりイノベーション人材の交流機会が形成されている。そんな中、横浜市では市内企業や大学等と連携して、人材の交流、学び、ビジネスの創出や成長の場づくりなど「イノベーション都市・横浜」に向けた環境構築に取り組んでいる。