追手門学院大学(通称:追大 大阪府茨木市/学長:真銅 正宏)はこのたび、教育および事務系の全システムをクラウド環境へ移行し、完全なクラウド化を実現した。日本アイ・ビー・エム株式会社(東京都中央区/代表取締役社長:山口 明夫)が提供する「VMware on IBM Cloud」を新規採用し、強固なセキュリティ環境と高いコストパフォーマンスを実現。拡張性と耐障害性に優れたクラウド環境を基盤に教育DXの推進を加速させ、学生本位の教育の充実を進めていく。
【ポイント】
○教育および事務系の全システムをクラウド環境へ移行し、完全なクラウド化を実現
○クラウド化推進により2020年度のコロナ禍でも授業期間を変更せずオンライン授業を実施
○「IBM Cloud」を新規採用し、強固なセキュリティ環境と高いコストパフォーマンスを実現
○拡張性と耐障害性に優れたクラウド環境を基盤に教育DXの推進を加速
追手門学院大学では2017年から、耐障害性と拡張性に優れた情報システムの実現に向けて学内にある全サーバのクラウド化を推進してきた。
2019年4月の新キャンパス・茨木総持寺キャンパス開設においても、キャンパス内に物理的なサーバは設置せず、外部のクラウドサービスを導入して、システムの拡張性と耐障害性を高めてきた。
また、2020年度までに学生・教職員約8000名が利用するシステムのうち、約4割をクラウド環境で運用しており、段階的なクラウド化を推進していたことで、2020年度のコロナ禍でも迅速なサーバ増強が可能となり、授業期間を変更せずにオンライン授業への切り替えを実現。こうした事例は全国でも数少ないものだった。
2021年4月のシステム移行では、最後に残存していた複数システム(150以上のサーバ群)を統廃合し、全てクラウド環境へ移行。これにより、教育および事務系のサーバを含む大学内のシステムの完全クラウド化を実現した。移行先には、日本アイ・ビー・エム株式会社の「VMware on IBM Cloud」を新規採用。強固なセキュリティ環境と高いコストパフォーマンスを実現している。
同大は、大学等におけるデジタル・トランスフォーメンション(DX)を推進する文部科学省の新規事業「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」に採択されており、10G通信基盤の整備や、教育ビックデータを活用した学生個人の最適な学びを支援する「AIティーチングアシスタント」の構築を目指す「OIDAI DX推進計画」を推進している。拡張性の高いクラウド環境を基盤にして、さらに取り組みを加速させ、学修者である学生本位の教育の充実を進めていく。
(※)SINET
日本全国の800以上の大学、研究機関等が利用する学術情報ネットワークで、国立情報学研究所(NII)が構築・運用している(添付図参照)。
・参考
追手門学院大学が文部科学省の「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」に選定 -- AI・システム統合による学生の学びの個別最適化を加速へ(2021.03.15)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-45504.html
▼本件に関する問い合わせ先
追手門学院 広報課
谷ノ内・仲西
住所:〒567-0008 大阪府茨木市西安威2-1-15
TEL:072-641-9590
メール:koho@otemon.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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