新型コロナワクチン接種管理はPHR「カルテコ」で
接種記録残し、次回以降の参考に
社会医療法人社団慈生会(東京都足立区 理事長:伊藤雅史)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種管理について、運営する等潤病院、常楽診療所、健診センター等潤で利用可能な診療・健診情報をパソコンやスマートフォンなどでいつでもどこでも閲覧できるPHR(パーソナルヘルスレコード)システムを活用することにしましたので、お知らせします。
慈生会が活用するPHRシステムは、メディカル・データ・ビジョン株式会社(同千代田区、代表取締役社長:岩崎博之)が開発した「カルテコ」です。慈生会では「カルテコ」を付帯したデジタル健康ソリューション「CADA-BOX」が、2019年5月から稼働しています。ワクチン接種にあたっては、その種類や接種日などの情報を「カルテコ」に掲載します。これらの情報は等潤病院の1階受付近くに設置した専用キオスク端末でプリントアウトすることもできます。接種後に「接種済証」を撮影したり、副反応が出てきたことを記録したりすることもできるため、次回以降に接種する際などの参考情報となります。「カルテコ」では過去の既往歴や処方歴なども確認できるため、接種前の予診票の作成などに役立ちます。
【カルテコ画面(イメージ)】
【接種済証なども撮影して保管可能】
【伊藤理事長のコメント】
ワクチン接種については高齢者様への接種が始まりました。慈生会では職員が接種する段階で、PHRを通じたワクチン接種を管理する体制を整えました。今回のワクチン接種では、2回接種する必要があるため、電子的に記録をしないと「接種済証」の紙の半券しか手元に残りません。地域の皆様が円滑かつ、もれなく接種するにはPHRの活用が有効だと考えています。
【接種を受ける伊藤理事長】