東京医科大学（東京都新宿区／学長 林 由起子）は、2021年3月25日に発表されたイギリスの高等教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション（Times Higher Education、以下「THE」）が実施している「THE世界大学ランキング日本版2021」において、分野別ランキング「教育リソース」で11位（私立大学「東日本」エリア1位）にランクインしました。




　このランキングは、日本の大学における「教育力」の高さを国内外に伝えるランキングで、「教育リソース」「教育充実度」「教育成果」「国際性」の4分野16項目を指標として作成されるもので、ランキング対象278大学中、東京医科大学は分野別ランキング「教育リソース」で11位にランクインしました。さらに、私立大学 分野別ランキング「教育リソース」においては、「東日本」エリア1位、全国2位の評価を獲得しました。

【参考】
・「教育リソース」の評価項目：学生一人あたりの資金、学生一人あたりの教員比率、教員一人あたりの論文数、大学合格者の学力、教員一人あたりの競争的資金獲得数
・「東日本」エリア：「北海道・東北・北関東・甲信越・首都圏」エリア

●THE世界大学ランキング日本版2021 分野別ランキング「教育リソース」
　https://japanuniversityrankings.jp/rankings/pillar-ranking/

　なお、2020年9月2日に発表された「THE世界大学ランキング2021」でも、同大は国内21位（ランキング対象116校中）にランクインしています。このランキングは「教育」「研究」「被引用論文」「国際性」「産業界からの収入」の5つの分野から評価されており、同大は「教育」と「被引用論文」の分野で国内18位となっており、「教育」の分野では、世界ランキングでも501-600位、国内私立大学では5位でした。

■医学科・看護学科ともに、国家試験でも高い合格率を維持
　今回評価された同大の「教育力」は、令和2年度の国家試験の結果にも現れており、医学科では、医師国家試験 新卒合格率 98.3 ％（全国平均 94.4 ％）、過去12年間においても、新卒合格率平均 96.5％（全国平均 93.5 ％）と継続的に高い水準で医師を輩出しており、看護学科でも、2年連続で看護師・保健師国家試験ともに新卒合格率100％という結果が出ています。

【医学科 医師国家試験結果】
　https://www.tokyo-med.ac.jp/med/examination.html
【看護学科 看護師・保健師国家試験結果】
　https://www.tokyo-med.ac.jp/nursing/examination.html

■林由起子学長コメント
　本学では「めざせ！日本一の医学教育による臨床力No.1」をスローガンに、「知識」「技能」「態度」の3つの領域の能力をバランスよく向上させるカリキュラムを導入しています。
　医学科では、2021年度のカリキュラムから、人間科学系科目の統合や、データサイエンスの新設がなされました。ICT技術を活用して、能動的な学びの実践も開始しています。また、看護学科でも、2021年度より新カリキュラムが導入され、科学的思考が段階的にかつ着実に身に付き、高い倫理観を養っていけるよう『一般教育科目』、『専門基礎科目』、『専門科目』の3つの科目群で構成されています。
　今後も、さらなる国際化、地域医療の充実を目指し、教育改革を進めてまいります。



＜参考ページ＞
【医学科カリキュラム概要】
　https://www.tokyo-med.ac.jp/admission-med/educationguide.html
【看護学科カリキュラムの特徴】
　https://www.tokyo-med.ac.jp/nursing/curriculum/index.html

▼本件に関する問い合わせ先
総務部　広報・社会連携推進課
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【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/