東京医科大学(学長:宮澤啓介/東京都新宿区)人体病理学分野 長尾俊孝主任教授、内海由貴客員研究員、助田葵助教、平井秀明助教、牛草健助教、平川奈美助教、乳腺科学分野 堀本義哉准教授、名古屋大学医学部医学系研究科病態構造解析学 中黒匡人准教授、名古屋市立大学大学院医学研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野 川北大介准教授、国立がん研究センター中央病院頭頸部・食道内科 本間義崇医長、高橋秀聡医員、北海道大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室 加納里志准教授、がん・感染症センター都立駒込病院耳鼻咽喉・頭頸部外科 多田雄一郎部長(東京医科大学客員准教授)らのグループは、高悪性度の希少がんである唾液腺導管癌を対象に、HER2タンパク発現およびHER2遺伝子の腫瘍内不均一性と抗HER2療法の治療効果との関係を、世界最大規模となる98例で検討しました。その結果、HER2腫瘍内不均一性は約1割の症例に認められたものの、その有無は抗HER2療法の奏効率や生存期間とは関連しませんでした。また、この不均一性は原発巣の切除検体でのみ確認され、それを有する症例では、HER2陽性成分が優位に転移する傾向がみられました。本研究の成果は、HER2腫瘍内不均一性が存在しても、それのみを理由に抗HER2療法の有効性が低いと判断する必要はない可能性を示す重要な知見です。
この研究成果は、2026年8月27日、United States and Canadian Academy of Pathology (USCAP)の公式国際科学誌である「Modern Pathology」に掲載されました。【概要】
東京医科大学(学長:宮澤啓介/東京都新宿区)人体病理学分野 長尾俊孝主任教授、内海由貴客員研究員、助田葵助教、平井秀明助教、牛草健助教、平川奈美助教、乳腺科学分野 堀本義哉准教授、名古屋大学医学部医学系研究科病態構造解析学 中黒匡人准教授、名古屋市立大学大学院医学研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野 川北大介准教授、国立がん研究センター中央病院頭頸部・食道内科 本間義崇医長、高橋秀聡医員、北海道大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室 加納里志准教授、がん・感染症センター都立駒込病院耳鼻咽喉・頭頸部外科 多田雄一郎部長(東京医科大学客員准教授)らのグループは、高悪性度の希少がんである唾液腺導管癌を対象に、HER2タンパク発現およびHER2遺伝子の腫瘍内不均一性と抗HER2療法の治療効果との関係を、世界最大規模となる98例で検討しました。その結果、HER2腫瘍内不均一性は約1割の症例に認められたものの、その有無は抗HER2療法の奏効率や生存期間とは関連しませんでした。また、この不均一性は原発巣の切除検体でのみ確認され、それを有する症例では、HER2陽性成分が優位に転移する傾向がみられました。本研究の成果は、HER2腫瘍内不均一性が存在しても、それのみを理由に抗HER2療法の有効性が低いと判断する必要はない可能性を示す重要な知見です。
この研究成果は、2026年8月27日、United States and Canadian Academy of Pathology (USCAP)の公式国際科学誌である「Modern Pathology」に掲載されました。
【本研究のポイント】(図1)