三井住友信託銀行とポジティブ・インパクト・ファイナンスの契約を締結

~当社グループのSDGs達成に向けた取り組みが評価~

● 三井住友信託銀行のサステナブル・ファイナンスである「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」の融資契約を締結
● SDGs達成にインパクトを与える活動として、環境関連とサプライチェーン関連の4つの取り組みが評価
● 当社グループは、今後もビジョン2030とSDGsの達成に向け、引き続きESG経営を推進

 古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区丸の内2丁目2番3号、代表取締役社長:小林敬一)は三井住友信託銀行株式会社(以下、三井住友信託銀行)との間で、同社がサステナブル・ファイナンスの取り組みとして提供する「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(資金使途を特定しない事業会社向け融資タイプ。以下、PIF)」の融資契約を締結いたしました。
 PIFは、国連環境計画・金融イニシアティブ(以下「UNEP FI」)※1が提唱したポジティブ・インパクト金融原則※2に準拠し、SDGs達成に貢献する企業活動を継続的にモニタリングし、支援することを目的とした融資です。

■内容
 当社グループは「古河電工グループ ビジョン2030」(古河電工グループは「地球環境を守り」「安全・安心・快適な生活を実現する」ため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。)を定めESG経営を推進しています。ビジョン2030は、当社グループにとって関連性の高いSDGsが示す国際的な社会課題や地域が抱える社会課題などを想定し、SDGs達成年である2030年の当社グループの「ありたい姿」を示したものであり、ESG経営の推進によって、SDGsに貢献していきます。
 本融資締結にあたっては、当社グループの取り組みのうち、特にSDGsの達成にインパクトを与える活動として、以下の取り組み(表参照)について、三井住友信託銀行から評価を得ました。
 なお、三井住友信託銀行による評価については、評価の透明性および客観性確保のため、株式会社日本格付研究所より第三者意見※3を取得しています。

 当社グループは、今後も「古河電工グループ ビジョン2030」の達成に向けた取り組みを加速し、ESG経営をOpen, Agile, Innovativeに推進してまいります。

表:SDGsの達成にインパクトを与える活動として三井住友信託銀行から評価を得た取り組み


※1 国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)
 国連環境計画(UNEP)は、1972年に「人間環境宣言」および「環境国際行動計画」の実行機関として設立された国連の補助機関です。UNEP FIは、UNEPと200以上の世界の金融機関による広範で緊密なパートナーシップであり、1992年の設立以来、金融機関、政策・規制当局と協調し、経済的発展とESG(環境・社会・企業統治)への配慮を統合した金融システムへの転換を進めています。

※2 ポジティブ・インパクト金融原則
 UNEP FIが2017年1月に策定した、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた金融の枠組みです。企業がSDGsの達成への貢献をKPIで開示し、銀行はそのプラスの影響を評価して資金提供を行うことにより、資金提供先企業によるプラスの影響の増大、マイナスの影響の低減の努力を導きます。融資を実行する銀行は、責任ある金融機関として、指標をモニタリングすることによって、インパクトが継続していることを確認します。

※3 株式会社日本格付研究所による第三者意見
 株式会社日本格付研究所のウェブサイトをご参照ください。
 https://www.jcr.co.jp/

関連ニュースリリース(気候変動に対する当社の取り組みと評価)
当社温室効果ガス削減目標が国際的イニシアチブ「SBTi」の認定を取得
https://www.furukawa.co.jp/release/2019/kei_190806.html
気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への賛同を表明
https://www.furukawa.co.jp/release/2020/kei_20200305.html
2020年度CDP「気候変動A リスト」企業に初選定
https://www.furukawa.co.jp/release/2020/kei_20201215.html
CDP「サプライヤーエンゲージメント評価」リーダーボードに2年連続選定
https://www.furukawa.co.jp/release/2021/kei_20210215.html

古河電工ホームページ 「サステビリティ」ページ
https://furukawaelectric.disclosure.site/ja/



■古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、「世紀を超えて培ってきた素材力を核として、絶え間ない技術革新により、真に豊かで持続可能な社会の実現に貢献します。」を基本理念に掲げて、4つのコア技術(メタル・ポリマー・フォトニクス・高周波)を軸に、事業活動をしています。さらに、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、当社グループの事業領域を明確にした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定し、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
古河電気工業株式会社
ホームページ
https://www.furukawa.co.jp/
代表者
森平 英也
資本金
6,939,500 万円
上場
東証プライム
所在地
〒100-8322 東京都千代田区大手町2丁目6番4号常盤橋タワー
連絡先
03-6281-8500

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