武蔵大学(東京都練馬区/学長 山嵜哲哉)は、2021年2月20日(土)に寄付講座「アントレプレナーシップ―新しい事業を始めるための経営学―」の集大成として「ビジネスプランコンテスト」を開催いたしました。当日は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、発表者と審査員が発表会場に集まり、聴講者はZoomにより参加、本学のみならず武蔵高等学校の生徒や関係者を含めのべ約50名が参加しました。入賞作品として優秀賞(賞金50万円)1組、アイデア賞(賞金10万円)3組、審査員特別賞(ネーミング賞)1組、合計9名が選ばれました。 ※大賞(松井利夫(注)賞)は該当者なし
アントレプレナーシップ講座は、2021年度も開講されます。全学部の学生が履修可能で、起業のための知識や実践力と同時に、さまざまな環境で実力を発揮できる能力を身につけることが出来ます。また、一般社会人、他大学の学生、そして高校生も受講できます(ただし、履修定員に達するまでという制限があります)。
注 (株)アルプス技研創業者であり、コンテストの審査委員長。
入賞作品
■優秀賞:賞金50万円
「あなたに合った携帯プランを死ぬまで提案するアプリ【スマスマ君】」/経済学部2年、人文学部2年(横断ブラザーズ)
審査員コメント:
一般消費者にはわかりにくく複雑で、なかなか最適なプランを選ぶことができないスマホ利用者に最適のプランを提案。すでにテストマーケティングを行い、10組の顧客から1人あたり600円の手数料を売上として計上しており、アイデアそのものの面白さに加えて、実践に向けて動き出していることが高く評価されました。
■アイデア賞:賞金10万円
「14inch モバイルバイク」''つかえる''折り畳み自転車を目指して/経済学部3年
審査員コメント:
軽くて、小さくて、走行性に優れた14inchモバイルバイクを日本で輸入販売するプラン。成熟市場と思われがちな自転車市場のニッチな部分に着目したところが評価されました。
「Verbinden」需要のある街に出店したい出店希望者と市民の希望する業種の店舗を迎え入れたい自治体を結びつける /武蔵高校1年
審査員コメント:
地方の商店街で今どのようなお店が求められているかを伝えるアプリを提供するビジネス。地方では、例えば、カレー専門店が欲しい等メディアに出てこない隠れたニーズがあり、そこに着目しました。
「ショバどっとこむ」写真をもっと簡単に/武蔵高校1年
審査員コメント:
写真スポットの場所、撮影条件等を容易にアマチュアカメラマンに伝える仕組みを提供するビジネス。メンバーの一人に鉄道カメラマニアがいたことからこのプランが生まれました。
■審査員特別賞(ネーミング賞):賞金5万円
「Hook(心に刺さる)Book(予約)Low(安い)」廃棄食品完売事業/武蔵高校1年
審査員コメント:
食品スーパーマーケットで売れ残りそうな食品を福袋感覚で販売するというもので、事業名が「Hook(心に刺さる)Book(予約)Low(安い)(ふっくぶっくろう=ふくぶくろ)」と、大変面白いという評価があり、ネーミング賞として審査員特別賞に選ばれました。
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