笹川スポーツ財団 「スポーツ 歴史の検証」第100回 インタビュー
「スポーツ・フォー・エブリワン」を推進する笹川スポーツ財団(所在地:東京都港区赤坂 理事長:渡邉一利)では、日本のスポーツの歴史を築かれてきた方々のお話をもとにスポーツの価値や意義を検証し、あるべきスポーツの未来について考えるためのスペシャルサイト「スポーツ歴史の検証」を掲載しています。
現在は、2020年東京オリンピック・パラリンピックを控えスポーツ界と新型コロナウイルス感染症をテーマにインタビューを行っています。シリーズ第100回の今回は、財政・金融の分野で要職を歴任され、現在は東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会事務総長を務めておられる武藤敏郎氏にご登場いただきます。
オリンピック・パラリンピックの開催で、コロナと戦う世界をつなぐ
財政・金融のエキスパートとしてご活躍しスポーツと関わりのなかった武藤氏は、高い組織マネジメント能力を評価され、現職に推挙されました。着任後は、異例の出来事にも的確に対応し、現在はコロナ禍での開催に向けて奔走しています。
インタビューではそうした対応とともに、五輪開催に向けた感染症対策などにおける展望と開催が残しうるレガシーについてお話しいただきました。ぜひご一読ください。(取材日/2020年12月23日)
▲武藤 敏郎 氏(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会事務総長)
■公式ウェブサイト
https://www.ssf.or.jp/ssf_eyes/history/interview/100.html
【内容】
- すべてが異例だった延期発表後のさまざまな対応
- 徹底的な感染対策が開催実現へのカギ
- スピーディに進行中のクラスターを発生させない対策への議論
- 意外だった組織委員会事務総長に求められる役割
- 組織委員会にある開催実現に向けて突き進む信念
▲大蔵省(現財務省)事務次官に就任(2000年6月)
▲聖火採火式会見。武藤氏(中央)、山下JOC会長(右)(2020年3月/オリンピア)
▲1年前イベントでメッセージを発信する池江選手(2020年7月)
▲リモートマッチ(無観客試合)で行われたJ1の川崎対鹿島戦(2020年7月)
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SSFでは、スポーツの価値や意義を検証し、あるべきスポーツの未来について
考える機会として、森喜朗氏、室伏広治氏、鈴木大地氏、吉田沙保里氏など
日本のスポーツの歴史を築かれてきた方々へのインタビュー記事
『スポーツ歴史の検証 Voice of Legends インタビュー』 を連載しています。
https://www.ssf.or.jp/ssf_eyes/history/interview/index.html
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笹川スポーツ財団 スペシャルサイト『スポーツ歴史の検証』
インタビュー 第100回
武藤 敏郎 氏(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会事務総長)
『コロナ禍の時代だからこそ示したいオリンピック・パラリンピックの真の価値』
▲武藤敏郎氏(当日のインタビュー風景/取材日/2020年12月23日)
<プロフィール>
武藤 敏郎(むとう としろう)氏
1943年生まれ。1966年、東京大学法学部を卒業し大蔵省に入省。2001年に財務事務次官、2003年に日本銀行副総裁に就任。その後、大和総合研究所や三井物産の役員を歴任し、2014年には東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会事務総長に着任、現在に至る。
佐野 慎輔(さの しんすけ)氏 (インタビュアー)
1954年生まれ。産経新聞客員論説委員、笹川スポーツ財団理事/特別上席研究員。スポーツ記者を30年以上経験し、日本オリンピックアカデミー理事、野球殿堂競技者表彰委員を務める。
■スポーツ 歴史の検証 概要
【企画制作】公益財団法人笹川スポーツ財団
【後 援】スポーツ庁、東京都、公益財団法人日本スポーツ協会、公益財団法人日本オリンピック委員会ほか
【特別協力】株式会社アシックス