立命館大学大学院博士課程修了者をポストドクトラルフェローとして雇用する「大学院連携次世代研究者育成プログラム」が新たにスタート



立命館アジア・日本研究機構は、今春、新たな若手研究者育成プログラム「大学院連携次世代研究者育成プログラム」をスタートします。この制度は、本学大学院博士課程後期課程修了者を同機構の専門研究員(満35歳未満の者は「ポストドクトラルフェロー」と称することが可)として最長3年間雇用し、専門分野の教員による指導を通じて、国内外の教育・研究機関、企業(研究職)等で活躍できる研究者へと育成するものです。研究プロジェクトの中で若手研究者を雇用するのではなく、大学院修了者の「人財育成」に主眼を置いている点が、既存の専門研究員雇用スキームと異なります。






本プログラムを通じて雇用された若手研究者は、専門分野指導教員のもと、機構直下の研究機関であるアジア・日本研究所において活発な研究活動および成果発信を行い、国内外の研究者間ネットワークの構築と拡大を図りながら、キャリアパス形成力の向上に努めます。また、本学学部・大学院の科目を非常勤として担当することを通じて、「教育力」の向上を図ることも可能です。



将来有望な若手研究者に活躍の場を与え、定職を得るための経験やスキルを身に付けてもらうことは、大学全体の研究基盤の充実、および価値創造的な研究成果発信の促進にもつながることが期待されます。次世代研究大学を目指す本学として、まずは全学機構であるアジア・日本研究機構でこの取り組みを展開し、将来的には全学的な研究者育成スキームへと発展させたいと考えています。



プレスリリース: http://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=485320&f=.pdf


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「大学院連携次世代研究者育成プログラム」概要
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任  期 : 最長3年 ※1年以内の年度単位、契約の更新は2回を上限とする。
所  属 : 立命館アジア・日本研究機構(専門研究員)
採用人数 : 年間2名程度
応募資格 : 
 (1)本学大学院博士課程後期課程を修了し、採用時点で本学大学院にて博士学位取得後7年未満の者
 (2)本学において指導を受ける環境が整っている者
 (3)「アジア研究」「日本研究」「アジア・日本研究」のいずれかに従事している、あるいはこれから従事し、研究機関におけるテニュアポストの獲得を目指す者
研究開始 : 2021年4月1日


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本プログラムが提供するキャリアパス形成力のポイント
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(1)大学院ではもっぱら「研究力」を磨く。本プログラムでは「研究力」に加えて、「教育力」「トランスファラブル・スキルズ」を磨き、さらに広範な社会的対応力を発展させ、就職につなげる。
(2)本プログラムでは、就職に役立つ業績の「目玉」として、「科研費・若手の獲得」をはじめ、人文・社会科学系では「単著の出版」、自然科学系では「優れた国際ジャーナルでの論文掲載」を重点的に指導する。
(3)「キャリアパス形成力」のガイドライン化、公正かつ有効性の高い評価システムの確立を通じて、若手研究者が研究成果を社会に還元し、理想のキャリアを獲得できるよう、指導・育成する。

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立命館アジア・日本研究機構、アジア・日本研究所について
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2015年12月、立命館大学6番目の研究機構、12番目の常置研究所として設置。
アジア・日本研究所は、自然科学・人文科学・社会科学の各分野における発展と、諸分野を架橋し融合する学際的研究を推進し、新しい価値を創造するような挑戦的かつ独創的な知の創造拠点として開設された。学内外における、日本を含むアジアを主題とする研究活動の知見を集約し、各機関を繋ぐハブとしての役割を果たす。

【アジア・日本研究所 ホームページ】 http://www.ritsumei.ac.jp/research/aji/


▼本件に関する問い合わせ先
立命館大学 広報課
桜井
TEL:075-813-8300


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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組織名
立命館大学
ホームページ
https://www.ritsumei.ac.jp/
代表者
仲谷 善雄
上場
非上場
所在地
〒603-8577 京都府京都市北区等持院北町56-1

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