東京工芸大学(学長:吉野弘章)芸術学部中野キャンパス(所在地:東京都中野区)の「8号館」が、2020年11月24日に完成した。同館は学生支援を行うために建てられた施設で、地上3階建て。1階には学修サポートセンターや相談室などが、2階から3階には教員の研究室と会議室が設置される。
同館の1階には、学生が芸術の基礎を勉強するうえで感じる質問や相談について個別に応対するための学修サポートセンターや相談室を設置。アドバイスや相談対応は、芸術学部の基礎教育課程科目を担当する教員が行う。学修サポートセンターには学生が自習できる空間が用意され、安心して学修に取り組める環境が整う。
2階から3階には芸術学部の基礎教育課程科目の授業を行う教員の研究室が入り、2階には会議室も設置される。
中野キャンパスは、1947年に小西六写真工業株式会社(現:コニカミノルタ株式会社)社長の八代目杉浦六右衞門から、同社の総合研究所第一部の跡地を学校用地として提供されたもの。以来、東京工芸大学はこの地を拠点としてメディア芸術の可能性を追究し続けてきた。
2019年4月、芸術学部全学年の就学地を中野キャンパスに集約。こうして実現した「メディア芸術のすべてを都心の1キャンパスで学べる唯一無二の大学」をさらに進化させるべく、今年3月に6号館が、11月に8号館が完成した。
今後も同学部は、国内外にメディア芸術を発信する先駆的教育・研究機関を目指し、中野キャンパスを拠点に、さらなる歴史を積み重ねていく。
◆8号館概要
【フロアガイド】
3階:教員研究室
2階:教員研究室、会議室
1階:学修サポートセンター、相談室、日本写真学会、日本画像学会
【建物概要】
延床面積:600.6平方メートル
着工日:2020年2月10日
竣工日:2020年11月24日
■東京工芸大学 芸術学部
1994年に設立。写真学科、映像学科、デザイン学科、インタラクティブメディア学科、アニメーション学科、マンガ学科、ゲーム学科の7学科を有する。2019年4月に芸術学部全学年の就学地が中野キャンパスに集約され「メディア芸術のすべてを都心の1キャンパスで学べる唯一無二の大学」となった。現在、同学部には85名の教員が在籍しており、設立以来社会のニーズに合わせたメディア芸術分野のプロフェッショナルを育成している。
学校法人東京工芸大学は、2023年に100周年を迎える。
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