グローバル教育を推進する武蔵大学(東京都練馬区/学長 山嵜哲哉)では、2015年度よりロンドン大学と武蔵大学とのパラレル・ディグリー・プログラム(PDP)を実施しています。PDPは、武蔵大学に通いながらロンドン大学の学位が取得できる国際的プログラムで、本学が日本で初めて導入しました。1期生2名の学位取得者を輩出した昨年に続き、今年度は2期生から4名がロンドン大学の学位を取得しました。
なお、このプログラムは2022年4月に国際教養学部(仮称)に移行し、さらに強化を図っていくことを構想しています。
■1期生に続き、2期生も4名がロンドン大学の学位を取得(PDP教育センター長 鈴木唯教授からのコメント)
この度、武蔵大学PDP2期生の4名がロンドン大学のBSc in Economics and Managementの学位取得に至りました。これは昨年1期生2名がBSc in Economics and Managementを取得したのに続いてのことです。
ロンドン大学の学位を取得するための試験は、LSEが出題・採点を行う厳しいものですが、4人が4年間にわたって努力し続けたことに敬意を表します。特に今年はコロナ禍において授業や試験が遠隔で実施されるなど、例年と異なる環境となりましたが、4人はこれを克服しました。
PDP教育センターは4人に続く学生のために、より良い授業とプログラムを提供することにコミットしており、学位取得者数も来年は10人前後に増えていくと見込んでいます。またPDPは2022年4月に設置を構想している国際教養学部(仮称)の経済経営学専攻に移行する予定で、これを契機としてプログラムを一層拡充するべく準備しています。
今後も、グローバルスタンダードの経済・経営学を真剣に学びたい学生を全力でサポートし、社会が求めるグローバルリーダーの育成に取り組んでまいります。
■学びぬいたことが大きな自信に。積み重ね式の学習でステップアップを実感。(PDP2期生・ロンドン大学学位取得者の声)
私は大学に行くからには専門を学び、意味のある4年間を過ごしたいと考えていました。これをかなえてくれたのがPDPです。
PDPの授業は難易度が高く、1日3~4時間の予習が必須です。世界水準の経済学を英語で学ぶため、英語力はもちろん、数学の素養も求められます。
高校までの授業とは異なり、PDPでは学び方は各自に委ねられ、全て自分で考えて計画的に学習する必要があります。学習を続けるモチベーションの維持とセルフコントロールが最も大変だったと感じています。テスト前はプレッシャーとの戦いでしたが、不安を和らげてくれたのは共に学ぶPDPのメンバーとのグループワークでした。勉強に明け暮れた大学生活でしたが、苦楽を共にした仲間など、得るものも多かったと感じています。
ロンドン大学と武蔵大学の2つの学位を取得したことはもちろんですが、4年間PDPで学びぬいたことは大きな自信となっています。PDPで培った経済学の知識、英語力、継続してやり遂げる力は社会にでてからも通用すると確信しています。
将来は、IT業界でSEとしてスキルアップしながら、最終的には起業・独立も視野に海外で通じるブリッジエンジニアを目指したいと考えています。
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