ヤマハラグビーの応援スタイルと言えば「大漁旗」
新シーズンは1月中旬に開幕
ジャパンラグビートップリーグの昨シーズンは、ワールドカップ2019での日本チーム躍進の追い風を受けて大勢のファンがスタンドを埋め、華やかな雰囲気の中で開幕しました。しかし、コロナウイルスの感染がひろがり始めた2月下旬、第6節を終えた時点で大会の中止が発表され、当社ラグビー部・ヤマハ発動機ジュビロも5勝1敗という成績のまま短いシーズンを終えました。
こうした背景の中、2021年1月16日に開幕を予定しているトップリーグの日程が発表され、いま当社の練習グラウンドではリーグ戦不成立、順位なしで終わった昨シーズンの悔しさをぶつけようと、連日ハードな練習が続いています。
「開幕戦の相手は、神戸製鋼さん。昨シーズン唯一敗れた宿敵としかも敵地で戦うことができる。これ以上気持ちの入るシチュエーションはありません。チーム全員、そこだけをターゲットにトレーニングに打ち込んでいます」と、大戸裕矢主将も気合十分。こうした選手たちの気持ちを後押ししようと、当社社内でも応援の準備が始まっています。
コミュニケーションプラザの特別企画「大漁旗展示」
企業ミュージアムで特別展示を実施中
ヤマハ発動機ジュビロの応援と言えば、おなじみとなった無数の大漁旗。その始まりはちょうど10年前、新入社員として三村勇飛丸選手が配属された職場の上司が、「船のような勇ましい名前。大漁旗を作って職場のみんなで支えたい」と発想したことがきっかけでした。ちなみにこの上司はかつて漁船営業のキャリアを持ち、実際の進水式に何度も立ち会っては大漁旗の勇ましさに触れてきた経験があるそうです。
以来、各選手が所属するそれぞれの職場で同僚たちによる大漁旗応援の輪がひろがり、いまではスタンドに40枚以上が勇ましくはためくようになりました。これらの大漁旗はすべてオリジナルのデザインで、各選手の特徴や座右の銘などがあしらわれています。
さて、当社の企業ミュージアム「コミュニケーションプラザ」では、現在、新シーズンを盛り上げる特別企画「大漁旗展示」が来場者の目を楽しませています。この企画を仕掛けたのは、コーポレートコミュニケーション部に所属する桑野詠真選手。「グラウンドで自分の大漁旗を見つけると、職場の皆さんはあそこから応援してくれているんだと励みになります」と感謝の言葉を口にしながら、「社業では社内コミュニケーションを担当しています。この応援文化をより多くの方々に知っていただきたい、と企画を提案した」そうです。
特別展示は12月18日まで。感染防止対策として大漁旗応援の自粛が検討される中、スタジアムさながらの迫力をぜひお楽しみください。
展示企画の仕掛人、桑野詠真選手と大漁旗
■コミュニケーションプラザ
https://global.yamaha-motor.com/jp/showroom/cp/
■広報担当者より
展示企画の仕掛人となった桑野選手は、私たちコーポレートコミュニケーション部の同僚です。かつては五郎丸歩選手や矢富勇毅選手もこの職場に在籍し、そうしたラグビー部の仲間を迎えるたびに、有志によって大漁旗が作られてきました。試合終了後、スタンド前に挨拶に来てくれる選手たちは、旗を目印に職場の仲間たちに手を振ってくれたりします。