カナダBC州における2020年の植林活動が過去最大規模に

厳格な新型コロナ対策を実施しながら、国の主要産業である林業の持続可能性を保つ

カナダ林産品の普及活動を行う非営利業界団体カナダウッドの日本事務所、カナダウッドジャパン(所在地:東京都港区、代表:ショーン・ローラー)より、カナダ・ブリティッシュコロンビア州における植林活動の最新動向をご紹介します。

この夏、カナダ最西端に位置するブリティッシュコロンビア州の森林に約5000名の植林作業員がカナダ全土から集まり、同州としては過去最大規模となる森林再生プログラムに参加します。ブリティッシュコロンビア州では今年、森林火災や病害虫などによって破壊された箇所に3億本以上の苗木が植林される計画で、すでに2億5000万本の苗が植えられており、夏には残り6000万本の植林が完了する予定です。これまでにない大規模な森林再生によって、ブリティッシュコロンビア州の森林の二酸化炭素貯留量を拡大し、気候変動対策に取り組みます。

 

カナダ最大の林産品の生産量を誇るブリティッシュコロンビア州は、1930年代に森林再生プログラムを開始し、毎年平均2億1800万本の苗木を植林してきました。同州の厳格な林業関連の規制においては、1本の伐採につき平均3本の新たな苗木の植林が義務付けられています。ブリティッシュコロンビア州政府は気候変動に対する取り組みの一環として、森林再生プログラムのさらなる推進を目指しています。

森林再生プログラムに参加する作業員は、キャンプでの集団生活を行いながら植林活動を行います。中には長期休暇を利用した学生の参加も多く、森林再生プログラム自体はボランティアではなく歩合制で賃金が出るアルバイトのため、植林活動を通して学費を工面するという大学生も多くいます。


世界的に新型コロナウイルス感染症が流行している最中、カナダにおいて林産品は建築木材、発電用バイオマス、医療現場の保護衣や保護マスク向けの医療用パルプなどに欠かせないため、林業は生活に不可欠なサービスに指定されています。一方で、感染拡大の中でもサステナビリティ目標を達成するためには新たな環境に適応していく必要があります。州保健当局の新たな健康安全規制によって植林活動にも大幅な変革が迫られており、4月のシーズン幕開けに伴ってキャンプには感染拡大防止のための新たな基準が導入されました。作業員はキャンプ内でロックダウンとなり、作業が休みの日に近隣の町に出入りすることは禁止されました。また、夏季の人里離れたキャンプでの植林作業は過酷で、密な交流や高い結束力が求められますが、今年は共同テントの中も含めて互いに物理的距離を取ることが求められます。家族単位の自主隔離と同様に作業員は割り当てられた少人数の作業グループ内でのみ濃厚接触が許されており、これらの厳格な措置によってこれまでにキャンプでの感染者は報告されていません。

ブリティッシュコロンビア州の首席森林官であるダイアン・ニコルズ氏は、「植林した苗木の多くがうまく根付いてくれることを期待しています。健康を最優先しながら、あらゆる手段を尽くしていきます」とコメントしています。

カナダウッドジャパンでは、今後もカナダ林業に関する現地の最新動向を発信していくとともに、サステナブルなカナダ林産品の日本国内におけるさらなる普及に向けて取り組んでいきます。



本件に関するお問合せ先: カナダウッドジャパン TEL 03-5401-0531

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組織名
カナダウッドジャパン
ホームページ
http://www.canadawood.jp/
代表者
ショーン ローラー
上場
未上場
所在地
〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-8-27巴町アネックス2号9階
連絡先
03-5401-0531

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