ウェイクサーフィン初挑戦の五郎丸選手
スポーツ選手としての使命を帯びて
新型コロナの感染拡大による移動自粛要請が全面解除となったある日の朝、ヤマハマリーナ琵琶湖(滋賀県大津市)に、がっしりした体躯の男たちが颯爽と集まってきました。当社ラグビー部・ヤマハ発動機ジュビロの五郎丸歩選手、大戸裕矢選手、山本幸輝選手の3名です。
彼らが琵琶湖にやってきた目的は、エクストリーム系ウォータースポーツとして注目されている「ウェイクサーフィン」(ボートの引き波を利用してサーフィンを楽しむ)に挑戦すること。国内マリンレジャーの普及を目指す一般社団法人日本マリン事業協会による、この新たなウォータースポーツの魅力を広く知らせるべく、同協会アンバサダーの五郎丸選手が挑戦するという企画です。
「ゴローさん(五郎丸選手)がなにやら楽しそうなことを琵琶湖でやるというので、僕たちもぜひやってみたいということになって。大戸と一緒について来ちゃいました」(山本選手)
山本選手は滋賀県の出身で、現在は「しがスポーツ大使」としてラグビーだけでなく県内のさまざまなスポーツ振興に携わる身。この企画を黙って見過ごすわけにはいかなかったようです。また大戸選手は“海無し県”埼玉の出身ですが、大学時代は滋賀県草津市でラグビーに打ち込んでいました。飛び入りの二人にとっては短いオフの合間を縫っての里帰りともなりました。
大いに楽しみ、目標も達成!
さて、この日の目標は、「一瞬でもいいからボードの上に立つこと」でしたが、真っ先に挑戦した五郎丸選手はあっという間に立ち上がり、波に乗ることに成功。山本選手と大戸選手を感心させました。さらに大戸選手、そしてグーフィー(右足を前に置く左利きスタイル)で挑んだ山本選手も、何度も転げ、波に揉まれながら苦労はしたものの、コツをつかんでからは難なく波乗りを楽しむことができるようになりました。指導したインストラクターも「トップアスリートはさすが。決して諦めないし、アドバイスをすぐに取り入れる。吸収力が違う」と絶賛。何より3人はウェイクサーフィンを「これでもか」というぐらい、本気で大いに楽しみました。
「ネットで動画を見てきたものの、最初は不安でした。それでもインストラクターさんのアドバイスを聞いているうちに“できる”と確信しました。みんなとても楽しそうでしたね。きっとハマりますよ(笑)」(五郎丸選手)
リーグ戦が中止となりトレーニングも制限される中でモチベーションの維持が心配されるところですが、「ゴローさんが引っ張ってくれるので心配ない」と山本選手。波の上で無邪気に笑い、新しいことに挑戦した一日は選手たちにとってよいリフレッシュとなったようです。
山本選手(左)と大戸選手も目標を達成
「アスリートは吸収力が違う」と、インストラクターも驚き
【広報担当者より】
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、第6戦を終えた時点で大会中止が決まったトップリーグのリーグ戦。ヤマハスタジアムで応援できないことを寂しく思っていたのですが、意外なところで選手たちの楽しそうな姿を見ることができました。ご覧ください、五郎丸選手のこの素敵な笑顔!
この日の模様はこちらから(外部リンク)
マリン情報総合サイト「ボーティングジャパン」
https://boating-japan.jp