事業部門の非会計データを考慮に入れた高精度の事業予測を実現し意思決定を支援
経営管理・BIソリューションを提供するBoard Japan株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:篠原史信、以下「Board」)は、NTTデータグループにおけるSAP事業の中核会社である株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:磯谷元伸、以下「NTTデータGSL」)と共に、両社の知見を融合した企業固有のニーズに対応するきめ細かい提案により、お客様のデジタル変革を支援いたします。
昨今、企業においてはデジタルトランスフォーメーションの推進に向けてレガシーシステムの刷新が急務となっており、ERP領域では、その刷新効果を最大化するために「計画データ」を充実させることが重要です。今回の協業において財務部門の会計データと事業部門の非会計データを連結し、高精度の事業予測に加えて迅速な方針変更に追従できるシステムを構築することで、製造企業におけるPSI計画とファイナンスデータを統合するIBP(統合事業計画)が実現し、市場環境の急激な変動に柔軟な対応が可能となるデータに基づいた意思決定を支援します。
BoardとNTTデータGSLは、2018年7月より協業を開始し、実際に企業への支援を行ってきましたが、このたび新たにソリューションを体系化して提供します。SAP ERPソリューションを活用し、複数の拠点で、情報の集計や経営情報の予実管理、経営シミュレーションなどの課題に取り組む、中堅企業から大手企業を対象に、2022年度までに10件の受注を目指しています。
このたびの協業に関して、NTTデータGSL ビジネスイノベーション推進部 ソリューションセールス室 室長の八木将樹氏は次のように述べています。「NTTデータGSLは、NTTデータグループにおけるSAP事業の中核会社として、ERP導入におけるコンサルティングから導入までを一気通貫で支援してきました。今回、Boardが持つ企業のあらゆる計画プロセスに関する知見を融合したソリューションの提供により、お客様のデジタルトランスフォーメーションを推進します」
【Boardの特徴】
「Board」は経営管理(EPM)と情報分析・シミュレーション(BI)をワンストップで実現するプラットフォームソリューションです。Boardは既存システムと連携し、実績データの可視化から課題・傾向をつかみ取り、未来の営業計画・財務計画を、組織階層の上下双方向で立案することにより、実績と見通し数字を組み合わせたフォーキャストを実現する事ができます。経営環境の変化に対する財務・非財務KPIの変更もノンプログラミングで対応できるため分析の内製化、報告の迅速化に対応することができます。
Board の詳細はこちら(
https://www.Board.com/jp ) をご覧ください。
【NTTデータ グローバルソリューションズについて】
株式会社NTTデータ グローバルソリューションズは、日系企業のグローバル展開に伴うシステムのグローバル化需要の拡大に対応するため、2012年7月に設立されました。NTTデータグループの「SAP Global One Team」の一員として、NTTデータの国内におけるグループ会社に分散していたSAPソリューション、業務ノウハウの一体化を図り、SAP ERPシステムの導入から保守運用、拡張開発支援など、多岐にわたるサービスをワンストップで提供し、NTTデータグループにおけるSAP事業の中核会社として、企業の戦略的な事業経営をサポートしています。
【Board について】
Board Internationalは、1994年に設立されたスイスと米国ボストンに本社を置くソフトウェア企業です。Board Japan株式会社はBoard Internationalの子会社です。企業の意思決定を支援する経営管理(EPM)、情報分析(BI)及び予測分析アプリケーションを一つのプラットフォームで提供するBoard は、業種や業界を問わず世界で100か国以上、3,000社以上の企業に導入されています。Board の経営管理プラットフォームを活用することで、正確で包括的な事業データを一元的に把握し、経営戦略からオペレーションの実行まで企業全体のパフォーマンスを管理することが可能です。Coca-Cola、H&M、Puma、三菱電機、NEC、リコー、KPMG、Siemens やZFグループといったグローバル企業がBoard を導入しています。詳細は
https://www.board.com または、
https://www.board.com/jp をご覧ください。