このたび関西大学では、読書啓発の一環として今年で3年目を迎える企画、大手書店「丸善雄松堂」ならびに「紀伊國屋書店」と本学学長による「新入生に贈る100冊+1」を選定しました。2020年4月の新入生約6,700人にパンフレットを配付し、読書の重要性を呼びかけます(学長の入学式式辞の中でも言及)。
【本件のポイント】
・「 関大学長 × 丸善雄松堂 × 紀伊國屋書店 」による若い世代に向けた本格的な読書啓発企画
・2020年度新入生約6,700人に「100冊パンフレット」を配付し、読書の重要性を伝え届ける
・全図書の約9割を電子ブックで提供。ジャルジャルの福徳秀介さん(本学OB)のデビュー小説も選出
「若者の読書離れに歯止めをかけたい」という想いで始まった本企画。2019年10~11月に実施された全国大学生活協同組合連合会の調査によると、未だ読書離れに回復傾向はみられず、大学生の48%が一日の読書時間ゼロと回答しています。そこで今年度も、大手書店の協力を得て選出した100冊のリストを、「本との出会いはあなたの魂の成長の糧となる」(芝井学長)というメッセージを添えて、新入生に届けます。
■+1(プラスワン)として、ジャルジャル・福徳秀介さんのデビュー小説を選出
今回、本学卒業生でお笑い芸人として活躍するジャルジャルの福徳秀介さんのデビュー小説『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』を急遽ピックアップ。今年5月11日出版予定の1冊を100冊のプラスワンとして選出しました。同書は本学千里山キャンパスが舞台の、学生の恋愛が絡んだ青春ドラマです。卒業生による著書は同書だけでなく、本学が2019年秋に実施した「本の帯」作成コンテストでの課題図書、ブローレンヂ智世さんの『ワンピースで世界を変える!』も100冊に選出されています。
■「大学×保護者×書店」の三者協働による読書啓発の試み
100冊の図書は、保護者からのプレゼントとして教育後援会が購入し、4キャンパスの図書館に配架します。うち約9割は電子ブックとして読むことが可能です。今後、この100選を活用し、「オーダーメイド選書」でのマッチング企画をはじめとする様々な読書啓発の取組みを展開する予定です。
■『新入生に贈る100冊+1』の概要
○大手書店「丸善雄松堂」「紀伊國屋書店」と芝井敬司学長がコラボ
○100冊の内訳は、〔芝井学長推薦本〕20冊、〔大手書店推薦本〕各40冊
○ジャルジャルの福徳秀介さんのデビュー小説をプラスワンとして選出
○新入生に関心を持ってもらえるよう、教職員がオリジナル書評を作成
▼全容はウェブにて公開▼
・URL:
http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/pdf/pressrelease/100books2020.pdf
▼本件の詳細▼
・関西大学プレスリリース
URL:
http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/pressrelease/2019/No83.pdf
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