治療と向き合ってきた今だからこそ輝く自分や
周囲に笑顔をもたらした出来事を“ペイシェントアート”で表現
ギリアド・サイエンシズ株式会社(以下「ギリアド」、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ルーク・ハーマンス)は、肝炎ウイルスの啓発や、感染者への社会的支援の輪を広げることを目指して、2017年より写真・絵画コンテストを開催してまいりました。3回目を迎えた2019年のコンテストでは、抗HIV治療薬領域への注力に伴い、既存の肝炎部門に加えて新たにHIV感染症部門を新設しました。コンテストでは、「“自分”らしさ、広がる笑顔」をテーマに、全国のB型・C型肝炎の患者さん及びHIV陽性者の方からご応募をいただき、本日受賞作品が発表されました。
本コンテストは、B型・C型肝炎を治療中又はC型肝炎の治療を終えられた方(肝炎部門)及びHIV陽性者で治療中の方(HIV感染症部門)を対象とするものです。治療と向き合ってきた“自分”、そしてその自分が周囲に勇気や笑顔をもたらした出来事などを「写真」「絵画」に表現していただくもので、昨年7月から11月にかけて作品の募集を行いました。
今回ご協力いただきました審査委員の皆さまの総評をご紹介いたします。
■ 審査委員からの総評
【肝炎部門】
八橋 弘先生(独立行政法人国立病院機構長崎医療センター副院長)
開催第3回目を迎えた本コンテストは、応募作品のレベルも上がり、昨年以上に審査が難しく感じました。応募作のそれぞれに、今回のテーマである「自分らしさ」、患者さん一人ひとりが考える「自分」が見事に表現されており、同じ病と闘っていながらも、十人十色、それぞれの思いがあることを改めて感じました。
米澤 敦子 氏(特定非営利活動法人東京肝臓友の会 事務局長)
私たち肝炎患者はみな長い間病気とともに生きていますが、常に病気や治療のことばかり考えているわけではなく、一般の方と同じように普通に日常生活を送っていて、病気は人生の一部でしかありません。今回の応募作品は、そんな日常を切り取った作品が多く、等身大の患者の姿を見るようで深く共感しました。
【HIV感染症部門】
白阪 琢磨 先生(独立行政法人国立病院機構大阪医療センター 臨床研究センター長 エイズ先端医療研究部長 臨床研究推進部長 HIV/AIDS先端医療開発センター長)
HIV部門は今回が第1回目ということで、どのような作品が集まるのか非常に楽しみにしていました。写真部門は一目で心に訴えるものがある、強い思いを感じさせ、写っておられる方の人柄や生活の一断面を見せていただける作品が多かったです。絵画部門は、構図や表現方法が多様で、オリジナリティがあり、見るものに訴えるものがある作品揃いでした。
生島 嗣 氏(特定非営利活動法人 ぷれいす東京 代表)
応募者の皆さまの実感があふれる作品が多く集まり、非常に難しい審査でした。HIVの治療を通じて感じる“自分”らしさとは何か、皆さんの経験や感性を働かせて自分なりのオリジナルな表現を見つけ、形にされていると思います。
B型・C型肝炎及びHIVの治療は日々進歩しています。当社では、いまだ治療ニーズが満たされていない領域における治療薬に取り組む企業の社会的責任として、疾病に対する社会の理解や認識をより深め、早期受診や治療のきっかけをサポートする社会づくりを、本コンテスト等を通じて目指して参ります。
ギリアド・サイエンシズについて
ギリアド・サイエンシズ・インクは、医療ニーズがまだ十分に満たされない分野において、革新的な治療を創出、開発、製品化するバイオファーマ企業です。会社の使命は、生命を脅かす病を抱える世界中の患者さんのために医療を向上させることです。カリフォルニア州フォスターシティーに本社を置き、世界35か国以上で事業を行っています。
ギリアド・サイエンシズ・インクの詳細についてはwww.gilead.comをご覧ください。
ギリアド・サイエンシズ株式会社の詳細についてはwww.gilead.co.jpをご覧ください。
ギリアドおよびギリアドのロゴは、ギリアド・サイエンシズ(Gilead Sciences, Inc.) またはその関連会社の登録商標です。
“自分”らしさ、広がる笑顔 写真・絵画コンテスト2019
グランプリ・準グランプリ作品
【肝炎部門】
<写真/グランプリ>
<絵画/グランプリ>
<写真/準グランプリ>
<絵画/準グランプリ>
【HIV感染症部門】※写真準グランプリ2名及び絵画準グランプリ1名については該当者なし
<写真/グランプリ>
<絵画/グランプリ>
<絵画/準グランプリ>
※本プレスリリース中にある9作品の画像がご入り用の場合は、1ページ下記載の問い合わせ先までお問い合わせください。
■実施概要・募集審査について
募集期間 :2019年7月5日(金)~11月30日(土)
募集作品 :B型・C型肝炎及びHIVの治療中、もしくは治療後の“自分”らしさで周囲に笑顔を広げる出来事を表現する写真、または絵画
※「絵画」は、油彩、水彩、イラスト、ちぎり絵のいずれか
テーマ : “自分”らしさ、広がる笑顔
応募資格 :B型肝炎を治療中の方、C型肝炎を治療中もしくは治療を終えられた方、HIV陽性者で治療中の方
※国内在住者に限らせていただきます。
※当社治療薬を服用したことがある方に限らずご応募いただけます。
※応募後は事務局より本コンテスト対象者となるか否かの確認のご連絡をさせていただく場合がございます。
審査委員 :
【肝炎部門】
独立行政法人 国立病院機構長崎医療センター副院長
八橋 弘 先生
特定非営利活動法人 東京肝臓友の会 事務局長 米澤 敦子 氏
ギリアド・サイエンシズ株式会社
肝臓領域事業本部 西日本営業部 中九州営業所 大見 聡
コマーシャルオペレーション統括部 田中 友理
【HIV感染症部門】
独立行政法人国立病院機構大阪医療センター 臨床研究センター長 エイズ先端医療研究部長 臨床研究推進部長 HIV/AIDS先端医療開発センター長
白阪 琢磨 先生
特定非営利活動法人ぷれいす東京 代表 生島 嗣 氏
ギリアド・サイエンシズ株式会社
HIV事業本部 西日本営業所 安藤 圭祐、遠藤 大介