静岡文化芸術大学(浜松市中区)は2月15日(土)~20日(木)まで「2019年度デザイン学部卒業展・デザイン研究科修了展」を開催する。今年度は「ルビをふる」をテーマに、各領域の学生らが制作した作品を展示。それぞれが学生生活を通して得た経験から「社会に対して何をデザインするか」を作品という形で発表する。入場無料、事前申し込み不要。
静岡文化芸術大学デザイン学部では、ユニバーサルデザインの理念のもと、デザインによって誰もが快適に生活できる環境を提案し、社会の発展と文化の向上に貢献するために、国際的に活躍できる能力を養い、生活文化と技術、環境との調和のとれた関係を、美的感覚を持ってつくりあげていくことのできる人材を育てることを目標としている。
学生らは1年次から2年次前期までに幅広くデザインの現況、歴史、技法、素材の特性など、全てのデザイナーにとって必要な要素を学び、その後6つの領域から専門とする分野を選択して深く学ぶ。
こうして学んだ成果の集大成として卒業制作作品を制作。このたび「デザイン学部卒業展・デザイン研究科修了展」を開催し、作品を披露する。概要は下記の通り。
◆「2019年度静岡文化芸術大学デザイン学部卒業展・デザイン研究科修了展」概要
【会 期】 2月15日(土)~20日(木)
【時 間】 10:00~19:00(※最終日は15:00閉場)
【会 場】
静岡文化芸術大学(静岡県浜松市中区中央2-1-1)
*講堂、自由創造工房、総合演習室、撮影スタジオ、空間演出実験室、組立アトリエ、文化・芸術研究センター、ギャラリー ほか
【アクセス】
[電車の場合]
JR 浜松駅より徒歩15分
遠州鉄道「遠州病院駅」下車 徒歩8分
[バスの場合]
遠鉄バス 浜松駅北口バスターミナル 10番のりば バス停「文化芸術大学」下車
(10分間隔で運行)
※本学には駐車場がございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください
【入場料】 無料
【主 催】 静岡文化芸術大学、SUAC卒展運営委員会
■開催概要(同展ホームページより)
「出会う・感じる・創造する」の言葉をもとに、私たちはこの静岡文化芸術大学でデザインを通して自分自身を成長させてきました。
その成果である卒業研究および卒業制作を見ていただく場として、「静岡文化芸術大学デザイン学部卒業展・デザイン研究科修了展 2020」を開催いたします。
本展の目的は、私たちが学生生活を通して得た経験から「社会に対して何をデザインするか」を作品という形でお見せすること、そしてこれまで支えていただいた様々な方々にお越しいただき、感謝と成長をお伝えすることです。本展を通じて学生が周囲に良い刺激を与え、また本学の魅力をより多くの人に知ってもらうことを目指します。
■テーマ「ルビをふる」
「ルビをふる」とは、漢字やアルファベットに対し、誰もが読めるようにふりがなを振ることを意味します。
社会に対しモノ・コトをデザインすることは、読み手のためにルビを振る作業と共通するところがあると考えます。また、一つの単語でもルビの振り方次第でそのふりがなが変わり、意味も変わるように、一つのモノをデザインする行為の中にもまた、デザイナーによって異なる解釈が生まれます。
卒業生となる私たちにもそれぞれの大学生活があり、卒業制作展に込める思いもまたさまざまです。私たちは今、同じ「卒業制作展」に目を向けていますが、そこには人それぞれのデザインや可能性があるという思いを込め、「ルビをふる」をテーマとしました。
●「2019年度静岡文化芸術大学デザイン学部卒業展・デザイン研究科修了展」ホームページ
https://www.suac.ac.jp/~sotsuten/
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・静岡文化芸術大学デザイン学部が2月14日~19日まで「卒業展」を開催 -- 「白紙」をテーマに、学びの集大成となる「卒業制作」を約100点展示(2019.02.12)
https://www.u-presscenter.jp/2019/02/post-40910.html
▼展示に関する問い合わせ先
静岡文化芸術大学 教務・学生室
TEL: 053-457-6121
▼本件に関する問い合わせ先
公立大学法人 静岡文化芸術大学 企画室
住所:静岡県浜松市中区中央2-1-1
TEL:053-457-6113
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/