1月10日(金)、建築学科の学生が寝屋川市立中央幼稚園の園児たちに、ポプラプロジェクトで制作した椅子を贈呈しました。
ポプラプロジェクトとは、寝屋川キャンパス大規模リニューアルに伴い伐採されたキャンパスのポプラを未来に残すプロジェクトです。
プロジェクトの一環として、今回は建築学科のインテリア計画の授業でポプラの木を使って椅子を制作することに。2019年の9月から設計図を作成し、11月より制作を開始しました。
学生たちは園児たちに喜んでもらうために汗を流して制作に取り組み、22脚の椅子が完成しました。
贈呈式当日、園児たちが本学を訪問。建築学科の北澤准教授から、園児たちに新棟リニューアル工事を行っていることや椅子を作った経緯を説明し、園児も興味津々に話を聞いていました。
その後、学生たちから園児に対して、椅子に込められた想いや使い方を発表。園児に興味を持ってもらうために、椅子を実際動かしてみたりクイズを出したりと工夫を凝らしてプレゼンテーションをおこないました。プレゼン後、園児たちに「自由に座ってもいいよ」と伝えると、大喜びで椅子に座り、人気のある椅子は列ができるなど微笑ましい様子がうかがえました。
今回、園児たちに選んでもらった椅子13脚はいったん学内に持ち帰り、再度安全性をチェックしたのち改めて贈呈させていただきました。
贈呈後は園長先生より園児たちが作ったメッセージをプレゼントしてもらうなど、参加した学生たちも「自分で作ったものが誰かの笑顔につながる」という良い成功体験になったようです。
本学では今後もこの取り組みを続けていく予定です。
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