エコラボが国連グローバル・コンパクトの「Business Ambition for 1.5⁰C」に参加

2030年までに50%の排出削減、2050年までにネット・ゼロ達成を目標に



※本資料は、エコラボ米国本社が2019年12月5日(現地時間)に発表したニュースリリースを翻訳したものです。英語原文と翻訳の内容・解釈が異なる場合には原文が優先します。


水、衛生、エネルギーの技術とサービスにおける世界的リーディングカンパニーであるエコラボは本日、国連グローバル・コンパクトの「Business Ambition for 1.5⁰C」イニシアチブへの賛同を表明しました。これを受けて事業とサプライチェーンを調整するとともに、2030年までに炭素排出量を半減し、2050年までにネット・ゼロを達成するべく取り組んでいきます。エコラボは、地球の気温上昇を産業革命前の水準から1.5°C(2.7°F)以下に抑える取り組みに参加しています。この数字は、気候変動による最悪の事態を回避するために必要な目標として国連が発表した基準です。

エコラボの会長兼 CEO、Douglas M. Baker, Jr.(ダグラス・M・ベイカー・ジュニア)は次のように話します。「気候変動に関しては早急な対策が必要です。気候変動の影響を軽減する努力をさらに加速することがきわめて重要です。現時点ではまだ、いかにしてネット・ゼロ排出を達成するのか明確になっていない部分もありますが、企業が一丸となって前進していかねばなりません。エコラボが1.5°Cのイニシアチブに参加するのはこうした理由からです。」

目標達成に向けて、エコラボは次のような対応策を実施する予定です。
  • 全世界の事業で使用するエネルギーの100%を再生可能エネルギーに切り替えます。エコラボは2018年に仮想電力購入契約を締結しました。これにより、当社が融資する風力発電所が2020年に稼働を開始すれば、北米での電力需要の100%を供給できるようになります。現在、エコラボがヨーロッパで使用する電力の99.4%は再生可能エネルギーによるものです。
  • 世界各地にあるエコラボの工場やオフィスビル、事業において、エネルギー効率向上プロジェクトの実施を拡大します。
  • 業務用車両を電気自動車へ切り替えます。
  • サプライチェーンのパートナー各社と協力し、気候変動問題に関して同様に意欲的な目標を採用するよう働きかけます。
自社事業での取り組みに加え、エコラボは世界中で気候変動の影響に対する企業を支援しています。気候変動の影響で水不足がさらに深刻化するなか、2018年には当社の支援によってお客さまが節約した水の総量は1880億ガロンに達しました。水を使用する際はかなりのエネルギーを消費します。このため、節水により19兆BTUのエネルギーを節約し、110万トンの温室効果ガスを削減することができました。

エコラボのコーポレート・サステナビリティ部門副社長 Emilio Tenuta(エミリオ・テヌータ)は次のように話します。「気候変動に関する議論において、水はいわばミッシングリンク(失われた環)です。世界の経済界が持続可能な水の管理をさらに発展させれば、よりレジリエントな世界へと大きく前進するとともに、その過程で炭素排出量を削減することができるでしょう。」

国連の気候変動に関する政府間パネル(IPPC)は2018年の報告書「Global Warming of 1.5°C(1.5⁰Cの地球温暖化)」において、現存する最高峰の科学を根拠に、産業革命前の水準からの2⁰C(3.6⁰F)の地球温度上昇はもはや安全とはみなされない、としています。また、気候変動が最悪の結果を招かないよう、地球温暖化は1.5⁰C(2.7⁰F)以下に抑えなければならない、と結論付けています。

より持続可能なビジネスのあり方を見出すべく協働する 9,500 社以上の企業からなる団体、国連グローバル・コンパクトは2019年、目標達成に向けて各企業が役割を果たすよう呼びかけるため「Business Ambition for 1.5⁰C」を発足させました。2019年12月4日時点で、140 社が「Business Ambition for 1.5⁰C」に参加しています。

関連ストーリー:
「大胆かつ新しい気候変動への取り組み:エコラボ、BUSINESS AMBITION FOR 1.5⁰C に参加」
https://ja-jp.ecolab.com/stories/bold-new-climate-commitment


エコラボについて
エコラボは、約 300万カ所に及ぶお客さまの現場で信頼されるパートナーとして、人々と貴重な資源を守る、水、衛生、エネルギーの技術とサービスを提供するグローバルリーダーです。世界170カ国以上において食品、ヘルスケア、エネルギー、ホスピタリティ、産業分野のお客さまに、安全な食品の促進、清潔な環境の維持、水・エネルギー使用の最適化、業務効率の改善のための包括的なソリューションおよびオンサイトサービスを提供しています。2018年度の売上高は150億ドル、従業員数は50,000名以上です。https://www.ecolab.com/

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この企業の情報

組織名
エコラボ合同会社
ホームページ
https://www.ecolab.com/
代表者
下元 紳志
資本金
28,450 万円
上場
非上場
所在地
〒104-6137 東京都中央区晴海1-8-11晴海トリトンスクエアY棟
連絡先
03-4236-6700

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