台湾貿易センター(東京事務所所在地:東京都千代田区、 東京事務所長:陳英顕、(以下「TAITRA」)は本日、都内で「台湾産業および国際産業展の合同記者発表会」を開催し、台湾のICT、工作機械、食品、スマート医療産業等の最新の状況ならびに2020年以降順次開催予定の、アジア最大級の「COMPUTEX(台北国際コンピュータ見本市)」、「TIMTOS(工作機械見本市)」、「FOOD TAIPEI(国際総合食品見本市)」、「Medical Taiwan(医療・健康・介護の総合展)」等主要な展示会についての概要を発表しました。本発表会にはゲスト講演者として、日本貿易振興機構(以下、「JETRO」)ならびに、台湾企業を代表してデルタ電子およびハイウィン・テクノロジーズが特別招待され、日台間貿易の現況や各産業の動向、展示会出展によるコラボレーション・ビジネスの展開などの知見が講演されました。
台湾にとって日本は第3位の貿易相手国です。2019年1~9月の台日間貿易額は490億米ドルに達し、うち台湾から日本に輸出されるICTおよび電子部品、工作機械、食品、医療機器などの製品は、台湾の輸出総額の6割近くを占めています。(他方、日本から見て台湾は第4位の貿易相手国で、輸出入総額76,767億円は日本の総輸出入総額の4.7%を占めます -2018年確定値 日本税関調べ)これまで台湾と日本は経済・貿易、人員、技術などさまざまな分野で密接な交流を深めてきました。。今回の発表会は、こうした密接で継続的な台湾と日本の貿易関係を一層深め、多様な産業における交流と連携をさらに促進するために開催されたものです。
台湾ICT産業とCOMPUTEX
台湾の財団法人情報工業促進協会の調査によると、台湾のICT産業の2019年の総売上高は1,180億ドルとなり、前年比小幅増となる見通しです。また2020年の生産高は、5GおよびWi-Fi 6などの新製品が台湾ICT産業の成長を牽引し、前年比1.1%増になると予測されています。来年、第40回を迎えるCOMPUTEX 2020は、「5G」、「人工知能」、「IoT」、「情報セキュリティ」、「エッジコンピューティング」、「革新とスタートアップ」をテーマとしています。本年6月に開催された同展示会には約3,000人の日本企業関係者が参加しました。また、JETROの積極的な支援により推薦を受けたベンチャー企業がInnoVEX展示エリアに出展し、多数の台湾と日本の企業間の協力の成功事例が生まれました。
ゲスト講演する デルタ電子社 最高ブランド責任者 郭珊珊氏
Computexについて説明するTAITRAの趙儷氏
台湾貿易センター 東京事務所 所長 陳英顕(ちん えいけん)は、次のように述べています。「台湾産業の強みは、日本と同様、世界トップレベルの製造技術、コスト管理、生産管理、質の高い人材および完全なエコシステムを擁する点にあります。今後も台日貿易の互恵共栄ならびに展示会というプラットホームを通じた交流が一層深まっていくことを心より期待しています」
TAITRA 東京事務所所長 陳英顕氏
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COMPUTEX Taipei の紹介ビデオ (2019 Recap)
台湾貿易センター(TAITRA)について
台湾貿易センターは、日本のJETROに相当する台湾政府機関です。1973 年、東京に日本事務所を設立以来、台日間の貿易促進、パートナーシップの強化を目指し、年間20以上の日本市場開拓ミッションを招いているほか、数多くの見本市へ出展し、日本、台湾間貿易の振興を図っています。また台湾企業の国際競争力の強化と世界市場への進出を支援し、同時に外国企業に対し台湾での市場拡大をサポートしています。こうした活動を通じて、台湾製品をより多くの皆様に知っていただけるよう、日々たゆまぬ努力を続けています。
- 本件に関するお問合わせ先
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TAITRA展示会部 副部長 蔡明燿 (中国語、英語対応可)
電話番号:02-2725-5200 #2301
Email:mingyao@taitra.org.tw
TAITRA展示会部 趙儷 (中国語、英語対応可)
電話番号:02-2725-5200 #2650
Email:lichao@taitra.org.tw
または TAITRA東京事務所 Tokyo@taitra.gr.jp (日本語可)