【会期・会場】
東京会場:2019年9月11日(水)~16日(月・祝) 日本橋高島屋S.C.本館8階ホール
大阪会場:2019年9月25日(水)~30日(月) 大阪高島屋7階グランドホール
横浜会場:2019年10月9日(水)~14日(月) 横浜高島屋ギャラリー<8階>
京都会場:2019年10月23日(水)~28日(月) 京都高島屋7階グランドホール
・入場料:無料
而妙斎筆 玉ノ画 猶有斎賛 嘉辰 離宮形風炉先屏風 奥村吉兵衛作
千利休を祖とする表千家は、茶道三千家のひとつ。本展は、猶有斎千宗左家元の家元襲名と、而妙齋千宗旦前家元の改名を記念して開催されるものです。宗旦とは隠居してからの名で、表千家十五代の中では4人目となります。
嶋台茶碗 十六代樂吉左衛門、樂直入 合作
而妙斎好 爪紅丸卓 飛来一閑作
会場では、おめでたい「松(しょう)鶴(かく)瑞祥(ずいしょう)」※をテーマに千家十職の先生方が手がけた、お家元・宗旦宗匠の好み物を中心とする新しいお道具を展観いたします。
猶有斎好 日ノ出鶴 皆具 十ノ内 永樂善五郎作
特にお二人自筆のそれぞれの自筆の一行書や合作の画賛、自作の茶碗・茶杓などは、今回の展覧会のために特別に制作されたもので、ご覧いただく貴重な機会となります。
また同時開催として、千家の歴史と歴代の家元の足跡を、代々伝わる貴重な茶道具や写真などでご紹介する「家元の代譲りと茶の湯」も展覧いたします。
猶有斎好 松唐草蒔絵 炉縁 中村宗哲作
猶有斎好 一文字透唐金鬼面風炉 田口釜添 大西清右衛門作
※「松鶴瑞祥」
松は常に緑を保ち、神様を待つ木とされている。日本庭園には必ずといっていいほど植えられている、おめでたい木。また鶴は古代中国では鳥の中で第一位の鳥で「一品鳥」と呼ばれた。その泣き声が共鳴して遠方まで届くことから天に届く、天上界に通ずるおめでたい鳥とされている。瑞祥とはおめでたいことの起こる前兆のことで、めでたいしるしの吉兆を表すことば。
【お問い合わせ】日本橋高島屋S.C.本館 TEL (03)3211-4111(代表)